ハートをつかめ！

結果は…? ページ16

美･橙。



紫「さ、アイスも、もうちょっとになったし楽屋戻ろっか。」



出た、楽屋に戻ろう発言。






急がないと何も収穫が無いまま事が終わってしまう。




すっと立ち上がると楽屋へ歩き始める作ちゃん、



美･赤「あ、待って待って！」


がぶがぶとアイスを食べるスピードを上げた龍我。

作ちゃんより先に買ったはずの龍我のアイスはちょうど半分に差しかかったところだった。

相変わらず、顔の周りはベッタベタだった。


え、てか食べるの遅くね？


そんなことは置いといて、



美･橙「まって、作ちゃん」


俺は少し走って作ちゃんに追いついて、前に回る。



紫「何、撮影開始まで30分切ってるんだけど」

美･橙「うん、ごめんね、ちょっとさ、」


チラッと後ろから歩いて来てる龍我を見る。






美･赤『…やるしかないよね、』

美･橙『うん、頼むよ龍我。』





そんなアイコンタクトを交わし、作ちゃんのハートを龍我が取った。



俺の方を見ながらピタリと動かなくなった作ちゃん。


さっきから、ずっと俺と目が合ったまま動かない。








やっと口を開いたかと思えば、









紫「で、なんなの、浮所。」







あれ？どうなってんの？

結果は…??→←知ってるよ!!!

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