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飴あげる!! ページ2

紫。


「こっち、こっちだよ。」




声がするのは、上。
俺も結構背が高いはずなのに、おかしい。


ほんとは、そっちなんか向きたくないけど、
勇気を振り絞って声のする方へ顔を向けた。




紫「?!」


「やっとこっちを向いたね。」


声の主は俺の身長より少し高いところで、体育座りをして俺を見下ろしていた。


…こいつ浮いてる?宇宙人?


もしかして、見えちゃいけない系のやつ?


いや、もうアウトだろ。



俺が状況を整理する前に宇宙人(?)が地上に降りた。



これが宇宙人なのか?

背丈は俺より少し低くて、見た目はほんとに人間。
顔は、猫のお面付けてるから分からない。

服も長袖の白いTシャツにジーパン。



…なんか背負ってるなぁ。
普通のリュックじゃん。でも、旗が刺さってる。





えーと、奪うって字に魂、あと糖?

なんて読むんだろ?





「お坊ちゃん、喉が痛いんだろう?これをさずけよう。奪魂糖(だっこんとう)だよ。」


ピンクのハート型の飴が大量に入った袋を渡される。



紫「だっこん、とう?」


「そう、なーんかこの星じゃ売れ行きが悪いからタダであげちゃうよぉ、」


紫「でも、これ、地球の、物じゃ、ないんでしょ?」


「だーいじょうぶ、なんにも害はないよ。君にはね。」


紫「なんで、言いきれるの?」


「何万人もの人々に上げてきたから。」


紫「ほんと、かな?効果は、どれ、くらい?」


「抜群にいいよ、特に君みたいな人にはね。」


紫「なんか、微妙に、話、噛み合って、ない気が、するん、だけど?」


「まあまあ、

そーだ、その袋の飴、誰にもあげちゃダメだよ。効果が切れちゃうから。

あと1日1粒欠かさないこと。」


紫「ええ、ちょっと喉が痛いだけなんだけど!




あれ?」



飴に落としていた視線を宇宙人に向けようとしたら、もう宇宙人の姿はなかった。


紫「なんだったの?


…帰ろ!」

飴あげる!!!→←飴あげる!



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設定タグ:HiHiJets , 美少年 , 作間龍斗   
作品ジャンル:タレント
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焼き芋 - 良かったです!続きが見たい… (12月29日 23時) (レス) id: 0eae0d6ded (このIDを非表示/違反報告)
しぶ。(プロフ) - ハーブウォーターさん» ありがとうございます!参考にさせていただきます! (2019年12月5日 18時) (レス) id: 070148c7cf (このIDを非表示/違反報告)
ハーブウォーター - しぶ。さん» 美 少年の一人称は基本的に全員俺、時々僕と言ったりしますが、藤井くんは「なー君」と言う事もあります!(間違ってたらごめんなさい。) (2019年12月5日 7時) (レス) id: 02b1d6fe88 (このIDを非表示/違反報告)
ハーブウォーター - しぶ。さん» びっくりって言ったけどそういえばリクエストしてくれてましたね!ありがとうございます! (2019年11月24日 22時) (レス) id: 02b1d6fe88 (このIDを非表示/違反報告)
ハーブウォーター - しぶ。さん» 私の小説読んでくださっているんですか!?嬉しいです〜!びっくりです〜!(;゚Д゚)ありがとうございます! (2019年11月24日 21時) (レス) id: 02b1d6fe88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しぶ。 | 作成日時:2019年11月10日 22時

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