始まった修行 ページ35
「Aは念を覚えているからそれを伸ばすだけだな」
「はい!分かりました」
念を使っていた頃の記憶が戻り、私の修行は凝などを鍛えることになった。
そして、クラピカはまず念を覚えるところからとなったが、彼ならきっとすぐに覚えそうだし秒で越されてしまうそう...
「クラピカ、頑張ってね!」
「あぁ。Aもな」
同じ場所で修行をすると言っても会う機会は少ないだろうから今のうちにハグでもしようかな...
「別に朝と夜は会えるんだから大袈裟だろ。バカップル」
「うわぁぁ!師匠乙女心全く分かってませんよ...だから彼女できないんですよ」
「それは余計なお世話だ!」
さっそく修行は始まり、私の場合は操作系なため操作する対象を考えそれに何らかの思い入れを抱かなければならない。
だが、まず最初の修行は練を長時間すること。大分体力を使いそうだ...
「っはぁ〜、疲れた」
まだもって1時間ってところだ。
イズナビさんは3時間と言っていたけど、それはひたすら練をキープしていくしかなさそうだ。
「もっかい頑張ろ!」
これも私をの愛している人、愛してくれている人と一緒にいるためなんだ。
今の私は、昔の私とは違う。
『――本当に?』
突然、耳元から囁かれた声に反応し咄嗟に振り返るとそこには誰もいなかった。
「帰ったぞ」
「クラピカおかえり!あ、ここにある食材勝手に使ってまーす」
やっぱりイズナビさんはずっとクラピカの修行に付きっきりだった...羨ましい!
「別にいいけどよ、修行の方はどうだ?」
「まだ1時間が限度ですね」
「久々な上に修行初日で1時間は十分すぎるだろ。お前ら何者なんだか」
その言い方的にやっぱりクラピカもすぐに纏を起こしたのだろう。なんとなくそんな気はしていたけど。
私も同じ起こし方をしからあまり強くは言えないけど、危険なことはしないてほしいものだ。
「師匠だけズルいですよー。なんで私が一人寂しく修行してる中クラピカの頑張っている姿を1番近くで見てたんですかー!」
「そこかよ!?師匠に対して理不尽にもほどがあるってんだ...」
まぁ、仕方ないことだから半分は冗談なんだけどね。
もちろん私たちに修行をしてくれる師匠には感謝しているしこれからもお世話になる予定だ。
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僕です。(プロフ) - はにゃ?さん» ありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです😊応援に応えられるよう更新頑張りますね! (2023年4月15日 15時) (レス) id: 44f4c2417a (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ? - とても読みやすいです。これからも応援してます。 (2023年4月15日 2時) (レス) id: 1a9c7abd60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:僕です。 | 作成日時:2023年4月11日 17時