この関係に名前はない【爆豪勝己】 (ページ3)

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ＡとＢページ3

次の日直接教室に来た爆豪

「どした？」

私はヒーロー科ではあるがＢ組

Ａ組みたく盛り上げ役とかがたくさんいて常に明るいって訳じゃないが居心地はいい

学校内であまり話しかけてくることがないから珍しい

「お前．．．．デクに何吹き込んだ」

これは怒ってるな、緑谷何言ったんだ？

「身に覚えがないが」

「お前をいじめんなって言いに来たぞ、どういう事だぁ？」

「え．．．．」

「あの弱虫が俺に言ってくるなんざてめぇが何か吹き込まねぇと有り得ねぇだろ」

「弱みを握ってもないし握られてもない。だから大丈夫。でも何かあったら力になって．．．．くらいだと思うが。言ったのは」

「んで、それだけで俺に．．．．！」

なにかに気づいたのか、私の方をじっと見る

「何？」

「お前脈アリ何じゃねぇの？」

「なわけ。緑谷の視界に私は入れないよ．．．．もうチャイム鳴るから戻りなよ。また噂される」

「とことんそういうのは奥手だなぁ？ん何でいいのかよ」

「お前のお陰で少し話せてるだけで満足なんだ。現状をどうするつもりもない。」

「俺と噂されんのは嫌なくせになぁ？」

「嫌がってたのはそっち。」

「はっ、もうデクに余計なこと吹き込むなよ。」

「ん」

自分の教室に帰った爆豪を見送ってから自分の席に戻ろうとすると目の前に物間が立ってた

「．．．．ビックリした。」

「そんなふうには見えないけど？仲良いんだ、爆豪と」

「お前みたいにいつも敵対視してないし、喧嘩も売ってないからな」

「こいつ、Ａ組と仲良いい墓凪が嫌なんだよ。嫉妬だよな、物間！」

この人は拳藤、クラスの委員長だ

物間は頭に軽いチョップをされていた

「嫉妬なんかしてないよ」

「そうだな、物間は期末テストの実技が不安で不安で仕方ないから嫉妬なんかしている暇はないはずだ」

「それは言い過ぎだろ、墓凪」

拳藤は腹を抱えて笑って、物間は少し不機嫌になった