終わりの始まり ページ17
爆豪は私に背中を向けた
きっと怖かったんだろうし、緊張や焦りからすべて解放されてその弱さを私に見せたくはないんだろう
だから何もせずただ爆豪の背中に引っ付いて私は目を閉じた
日が差して、目が覚める
声はまだ出せないものの耳の調子はいい感じだ
お医者さん曰くなにかを摂取させられたせいで五感の一部が麻痺っているそうで時間が経てば治るのだとか
爆豪はいつこっちを向いたのか渡らないが私の方を向いて私を抱きしめながら寝ていた
しばらく寝顔を見ていたら爆豪が目を覚ます
爆豪)．．．．はよ
声が出ないため口パクでおはようと言う
起きたはずなのに爆豪は私から手を離そうとしない。
爆豪)A．．．．守ってやれなくて悪かったな
私の顔を自分の胸に押し付け爆豪の顔が見えない状態になる
私は首を振る
爆豪)俺ばっか守られて．．．．合宿の時も何回も俺を助けてくれてたんだろ。ありがとな
小刻みに震える爆豪
彼はまた泣いているのかな
私は爆豪のをぎゅっと抱きしめた
ニトロの香りが私の鼻を刺激した
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りん - すっごく面白かったです。これからも頑張って下さいね (2018年10月10日 2時) (
レス) id: f453c525bd (このIDを非表示/違反報告)
殺喜 - 物部さん» ありがとうございます！！他の作品も読んでくださると嬉しいです(´ω｀) (2017年2月15日 22時) (レス) id: 73799431ae (このIDを非表示/違反報告)
物部(プロフ) - 完結おめでとうございます！感動しました…。続編も頑張って下さい！ (2017年2月13日 19時) (レス) id: fcc84377d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：殺喜 | 作成日時：2017年2月11日 9時
