気ままなお姫様【爆豪勝己】 (ページ2)

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最悪ページ2

貴方)えぇ〜モブさん面白い〜！私ぃそーいう人だぁーい好きだな〜

モブ)アハハ、花菜ちゃんは上手だな〜今日もホテル．．．．行く？(ｺｿｯ

最後の方だけ耳打ちにして気色悪い笑顔を私に向けて来るこの成人男性

私が今絶賛カモとして愛を注いでいる人だ

貴方)ん〜どーしようかな．．．．

今は夜の８時頃で街頭の明るい町並みを車で走っている

これでも私は雄英高校のヒーロー科に通っているわけでバレないように気を張っているんだけど慣れって怖いものでバレやしないなんて根拠の無い自信が出来ちゃうんだよね

自分の住んでいる地域とは離れている場所の近くで家がここら辺だからと言って別れを告げる

貴方)じゃー、またねモブさん

そういってキスを交わす

モブ)またデートしようね花菜ちゃん

そういって車から降りて車が去るのを見届けてから来た方向を戻ろうとすると人が見える

その人はどんどん近づいてくる、暗闇で顔が見えない。

なんか見たことがあるシルエット

トゲトゲ頭で目つきが悪くて、不良のような素振りの．．．．

やば、爆豪勝己

同クラじゃん。早歩きで帰ろう。

この人にバレたらやばい。私の直感がそう言った

無言で通り過ぎる。なんの情報も知らない赤の他人の様にひたすらバレてませんようにと願いながら。

通り過ぎた後、彼が振り向いて私の方を見ていたなんて知りもしないで。