2.恋人 ページ2
朝__
「今日は真っ直ぐ帰るから晩飯よろしく」
「わかった。いってらっしゃい」
そういうと誠司は私の頬に軽くキスをし、小走りで出かけていった。
誠司と同居を始めてはや5年。
お互い難なく過ごしている。
同居のきっかけは単純
もともと私の出身は広島。
横浜の大学に進学を決めたけど、学生の一人暮らしに適した物件が見つからなかった。
つてに頼った結果、同居の形でいいならと誠司が手を上げてくれた。
やっぱり一緒に住むって凄いことだと思う。
別にお互い好きあっているわけではないが、そういう雰囲気はどことなく沸く。
同居を始めて1年も経たないうちに、私たちは付き合いだした。
きっと誠司も、私が誠司を男として見ていないことを知っている。
私だって、誠司が私を女として見てないことを知っている。
悪いことだとは思わない
こんな形の"愛"だってあるはずだ。
彼は私にとって重要な恋人
彼もまた、私をつくるピースであるから
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砂田琴莉☆野球&BIGBANG(プロフ) - とても面白いです。頑張ってください(^ー^) (2017年12月25日 8時) (レス) id: 7d83a7a8fd (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 楽しみにしてます!!! (2017年12月11日 20時) (レス) id: 45b184216f (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - ちくわさん» ありがとうございます!!これからどんどん登場する予定ですよ! (2017年12月11日 13時) (レス) id: ce7d14e8eb (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 石田くん出てるのすごい嬉しいです!!!!!!! (2017年12月11日 12時) (レス) id: 45b184216f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2017年12月5日 0時