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・
「サム」
「おん、今呼びに行こう思ってた所やったわ」
「……A居るやろ」
「……居りませんけどー？ああ、もしかして喧嘩ですかぁ？」
「………」
恐ろしい形相で訪ねてきた侑の顔が、治の煽るような声色で更に曇る。その顔を見て隣の進藤の眠気は完全に吹き飛んだであろう。
…
「ツム、Aのショック療法は食事やんな？」
「そうやけど、何？」
「…ふっ」
「なんやねん」
「Aはもう人魚やない。今後分かり合いたいんやったらAの言葉にもっと耳傾けたらな。」
「…………Aにそう言いに来た。お前に用はないねん」
「俺はあるで」
「あ？」
「なあ、俺ら2人合わせてAの
「…………」
・
・
次の瞬間治が差し出した物を見ると、不機嫌に俯いていた侑の目はたちまちどこか吹っ切れたようにまっすぐと前を向いた。治はそれを悟ると、侑をAの待つ部屋へと通した。
・
続く (更新停止中)
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兎海(プロフ) - しらたまさん» わあ、嬉しいです…！ありがとうございます！ (2020年10月16日 0時) (
レス) id: 7a66186871 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま - え、すごい好きですこの作品！！神ですか？神なんすか！？ (2020年10月15日 21時) (レス) id: 11f81e1c6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎海 | 作成日時：2020年9月23日 20時
