ファンサ♡ ページ34
『うっへぇ…なーにあれー？』
学校の門の前に群がるマスコミが目に入るなりAは心底不快だとでも言いたげな表情を浮かべた
Aはヒプノシスマイクの飴村乱数同様に、女性から人気があり
ファッションブランドEmpty Candyのデザイナー
さらにヒプノシスマイクを使うラッパー
そう、知名度の鬼である
「すみません、オールマイトについ…て…え！？ららら乱数くん！？？あ、あのわわ私ファンで！」
仕事そっちのけで頭を下げてくるその記者のオネーさんにAは笑って返す
『そーなの？ボクうれし〜なー！そんなオネーさんには乱数くんが握手してあげちゃう！トクベツだよっ♡』
ファンサとしてはもはや神レベルだ
こんなことされたら卒倒する女性などこの世にはどれほどいるだろうか
「あ、ありがとうございます！！」
「乱数ちゃーん！行ってらっしゃーい！」
「学校頑張って〜！」
「羨ましいー！！乱数ちゃん！今度私にもやってー！」
どこからともなく飛んでくる声援を浴びながらにこやかに振り向くと
『はーい♪行ってきまーす』
そう言ってスキップをしながら学校へ入っていった
Aのいなくなった門の前は拝む女の子たちで溢れかえっていた
それを眺めるAはこの後起こることを知っているかのように、鋭い目つきになった
＿＿＿＿＿＿＿＿
「ホームルームの本題だ。急で悪いが、今日は君らに…学級委員長を決めてもらう」
一度緊張の走った教室内だったが相澤のなんとも学校らしい議題に皆の表情がふと柔らかくなる
と、いきなり皆活気付いて我先にと手を上げ始めた
「静粛にしたまえ！多を牽引する責任重大な仕事だぞ！やりたい者がやれるモノではないだろう、周囲からの信頼あってこそ務まる聖務。民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら…」
「これは投票で決めるべき議案！」
「そびえ立つってんじゃねーか！」
矛盾のある飯田の行動にすかさずツッコミが入るがなんだかんだ投票で決めることとなった
＿＿＿
『あり？ボク一票？』
「他に入れたのか？」
『無投票にしたんだけどな〜』
「あ！私私！！」
そう言って後ろでピョンピョン制服が動いている
おそらく葉隠だろう
「無投票って…アリなのかよ？」
『決まればアリでしょっ⭐︎ありがと！ハガクレちゃん♪』
その流れでAは葉隠と共に食堂へと向かった
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ここあ - 質問パートのオールマイトとやおももが友好的な発言してるのに好感度低いのリアルすぎて笑った。 (5月23日 20時) (
レス) @page39 id: 958d7eacd5 (このIDを非表示/違反報告)
ねこむこ - い”ち”じ”く”しゃま”あ”あああ”！！！(中の人)無花果様推しなので嬉しすぎます(真顔)()更新は自分のペースで頑張って下さい！(˶◜ᵕ◝˶) (2022年12月29日 22時) (レス) @page37 id: b5406b2294 (このIDを非表示/違反報告)
ravito - この話は、章の最後にまとめて解説いたしますので気長に待っていただければ嬉しいです！…ブリッジしていきましょうｷﾘｯ (2022年12月6日 21時) (レス) id: ad050b8a40 (このIDを非表示/違反報告)
ねこむこ - 後乱数についても沢山知ってますし…もし仮に合っていたら無花果様大好き過ぎるので発狂しながらブリッジします()┏( .-. ┏ ) ┓ (2022年12月6日 14時) (レス) @page21 id: b5406b2294 (このIDを非表示/違反報告)
ねこむこ - もうコメント失礼します！…蓬莱柿…、…口調…ワンのちゃんで無花果様とか…(違ったらお恥ずかしい…！！！) (2022年12月6日 14時) (レス) @page21 id: b5406b2294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ravito | 作成日時：2022年11月17日 22時
