ラップアビリティ ページ30
『わぁあ〜！どうしよ〜っ💦』
「あ、飴村くん落ち着いて！」
現在、ヴィランチームとなったA、麗日は核のある部屋で悩んでいた
『(どうする？…一応警戒しておくがアレは初見殺しだ、他にどんな手を使ってくる？だからと言ってじっくり相手の戦術を見極める時間は…！)』
だいぶAは考え、そのあと麗日に向き直る
兎にも角にもヒプノシスマイクを起動し、臨戦態勢だ
『ウララカちゃんはこれ乗っててねっ』
「わわっすご〜！」
麗日にスピーカーに乗るよう指示し、一旦息を整える
なにやら感心している麗日を尻目に、自分も一番大きなスピーカーへと飛び乗るとアレがくるのを待った
と、突然地面が冷えはじめ瞬く間に凍っていく
パキパキッ…パキ…
とりあえず轟はこの氷結を使っておくようだ
…相手の行動を制限できるし、自分有利な空間を作れる
なんとも厄介である
一通り凍ったのを見計らい、麗日を下ろす
すると自分はスピーカーに乗ったまま
『ボクに考えがあるんだけど…』
一つづつ話し始めた
＿＿＿＿＿＿＿＿
「信じるよ！飴村くん！」
現在麗日は核の前に立っており
Aは見通しの良い通路で待ち構えていた
「一人で迎撃とは、随分と余裕だな」
『そっちこそ、あーんなにおっきな攻撃躱されたのに余裕なんだねっ』
「本命じゃねぇからな」
轟の淡々と告げるような口調と対照的に、Aは飄々と言葉を発している
相手の腹の内がわからないのは轟も同じであった
「(こんなとこで一人迎撃なんて、何考えてんだ？…それにコイツ意外と隙がねぇ…)」
『よっ…と』
バキバキ…
Aがスピーカーから飛び降りた瞬間、轟はまたもや地面に氷結を使った
が
『わわっ！あっぶなーい』
「…避けてくるか」
背後から全く危機感を感じさせない声が飛んできたことで、冷静に立て直す
『じゃ、次はボクのばーん！トドロキくん、ショウジくんっちょっと聞いてってよ！』
轟は目を細めたかと思うとまたもや氷結を出す
障子もなにが起こるかわからないため、臨戦体制だ
『＿＿！！＿＿＿＿♪＿＿⭐︎』
しかし、Aの間合いに入った途端、轟の氷結は音を立てて崩れ始めた
そしてその間合いは広がっていき、轟の元まで来る
「…ッ！」
障子と轟は目を閉じ、衝撃に備えている
しかし次に目に入ったのは
『…あっ…れぇ？いっった…え？』
脚が凍り付いているAの姿だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ここあ - 質問パートのオールマイトとやおももが友好的な発言してるのに好感度低いのリアルすぎて笑った。 (5月23日 20時) (
レス) @page39 id: 958d7eacd5 (このIDを非表示/違反報告)
ねこむこ - い”ち”じ”く”しゃま”あ”あああ”！！！(中の人)無花果様推しなので嬉しすぎます(真顔)()更新は自分のペースで頑張って下さい！(˶◜ᵕ◝˶) (2022年12月29日 22時) (レス) @page37 id: b5406b2294 (このIDを非表示/違反報告)
ravito - この話は、章の最後にまとめて解説いたしますので気長に待っていただければ嬉しいです！…ブリッジしていきましょうｷﾘｯ (2022年12月6日 21時) (レス) id: ad050b8a40 (このIDを非表示/違反報告)
ねこむこ - 後乱数についても沢山知ってますし…もし仮に合っていたら無花果様大好き過ぎるので発狂しながらブリッジします()┏( .-. ┏ ) ┓ (2022年12月6日 14時) (レス) @page21 id: b5406b2294 (このIDを非表示/違反報告)
ねこむこ - もうコメント失礼します！…蓬莱柿…、…口調…ワンのちゃんで無花果様とか…(違ったらお恥ずかしい…！！！) (2022年12月6日 14時) (レス) @page21 id: b5406b2294 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ravito | 作成日時：2022年11月17日 22時
