俺の彼女になりやがれボゲェ【影山飛雄】

ボゲェ９ ページ10

＿


ｻﾞｰｰｰｰｰｰｰｰ



『…………あぁぁ』



忘れようとしても忘れられないあの笑った顔



影山のくせに……ちょっとかっ…こよか…った



『…かっこよかっただけだようん、全然笑顔見たことないからちょっとかっこいいなって思っただけだから。』



こう言い聞かせて、私は自分の気持ちに気づかないふりをした



母「ご飯できてるわよー大丈夫？

今七時半よ」



『大丈夫大丈夫。

すぐ食べ終われるから』



海斗「お前が遅れたら俺も遅れるんだけど」



『とか言って今起きてきたばっかじゃん何言ってんの』




私は別に朝一緒に行く友達もいないので海斗と行くことになっている



海斗は友達が朝練で一緒に行けないから



「『行ってきまーす』」



海斗「あ、そういや前にさ久しぶりに及川と岩泉に会ったんだよ」



『あぁ…あのなんか阿吽の呼吸とか言われてる人達だっけ？』



海斗「そうそう。バレー部の主将と副主将らしいわ」



へー…てことは国見と金田一が入る部の先輩ってことか



そういや北一の時もそうだったな。



『…今思ったけどさ、北一の時みたいにならないかな』



海斗「？…あぁ、俺達が付き合ってる疑惑？」



『それ、ほんと大変だったんだから』



北一の時もこうして一緒に行ってたから付き合ってる疑惑謎に出たし



まあ海斗がイケメンだからね、まじいい迷惑だよね

ボゲェ１０→←ボゲェ８

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す