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「ｸﾞｽｯ、あ、...ふっ、」
そうまくんに住所を教えて通話を終了させての今。
「ｯうぅ...〜ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ、」
迷惑はかけさせまいと、必死に涙を止めようとする。
たった一言でこんなに感傷的になる事は初めてかもしれない。
目を縁を拭いながら、ダルい体を動かしてクッションやらリモコンやらを整え始める。
流石に汚すぎる...、
ピンポーン
意外と早くなったインターホンに驚きながら、はい、と掠れた声を出してドアを開けた。
...え
そうまくんの隣には、
しゆちゃが居た。
無意識に顔を固くする。
既に逃げ腰状態で、自分でも情けないなと思った。
si「あ〜...A?大丈夫、?」
何気に名前で呼ばれて顔が熱くなる。
so「A...、ちょっとこっち見て。」
正面を向くとそうまくんの顔が間近に。
目を逸らしちゃいけないから、左手首を強く握りしめ時間が立つのを待つ。
しゆちゃも見てるし...
夜独特の静けさがこの空間をより一層居心地の悪いものにする。
「...ｯ///」
so「ちょいしゆん見て?」
si「ん〜?」
僕の顔を指差し、しゆちゃの方を向いて話し出す。
so「目、腫れてない?」
si「確かに。相当長く泣いてないとこうなんないと思うけど。」
so「だよなぁ〜!...ねえA、俺泣かせるような事言っちゃたかもしれない。ごめん。」
誤解されている。
「、ぁ」
喉が収縮して、大きな声が出ない。
「謝るのは...僕の、方です。ごめん...なさい。」
はてなマークを浮かべている2人に頭を下げた。
so「...っと、何が?(苦笑)」
si「第三者が口出して悪いと思うけど、話が全然読めないんだが。」
しゆちゃが居ると話が進まない...、
失礼過ぎて叩かれても良いレベルと言う事は承知で、思考した。
玄関に3人が深刻な雰囲気で居るのは異様過ぎる。
しゆちゃの気を逸らす、そしてただの僕の欲求でリビングに行く許可した。
「え、と...部屋入りませんか。理由は無いんですけど。あ、嫌そうまくんとしゆちゃに寛いで貰いたいし...じゃなくて!」
言いたい事が決まらずキョドってしまう僕を見て、2人は顔を見合わせると少し笑い、しゆちゃを先頭にリビングに入って行った。
si「じゃあ遠慮なく〜☆」
so「へぇ、綺麗な家だねー。」
しゆちゃは空気を読んでイヤホンをし、スマホをいじり始めた。
so「改めて聞くけど...何で謝って、何で泣いてたの?」
言及するのを慣れているのか、落ち着いた声色で問って来た。
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花音(プロフ) - 初めまして!私も同じ気持ちです( ＴДＴ)ゆっくり休んで下さいね( ；∀；) (2022年5月17日 15時) (
レス) @page26 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 私もです…(´；ω；｀) 受け入れられる気がしないです… (2022年5月16日 20時) (レス) @page26 id: 32504c8e03 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - どタイプです。さいこうです。ありがとうございます😭 (2022年5月14日 10時) (レス) @page24 id: e34a02d390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫騎。 | 作成日時：2022年4月16日 11時
