2話 ページ3
ー降谷視点ー
いつものようにパソコンとにらめっこしていたとき、
部下が焦ったように俺のところに来た。
はぁ、またミスの報告か..?
なんて考えていると
部下「降谷さん、東宮長官が降谷さんをお呼びだそうです。」
いま、なんて・・・・?
東宮長官、?
東宮長官とは、警察庁長官。我々日本の警察のトップだ。
警視庁よりも上の立場である警察庁の長。
そんな人から名指しでの呼び出し・・・。
何か呼び出されるようなことをしたか
記憶をたどってみても思い当たる節がない。
部下「降谷さん?」
降「あ、あぁ、 わかった。
ちょっと席外す。
風見、頼んだぞ」
風「はい。」
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エレベーターで警察庁の最上階まで行く。
最上階のボタンを押したのは初めてだ、、、
到着を知らせる音が鳴る。
緊張で心拍数が上がっているのがわかる。
≪トントン≫
降「失礼いたします。
先ほどお呼びいただきました、警察庁警局警備企画課の降谷です。」
どうぞと返ってきたので、扉を開ける。
東「いやぁ〜、急に呼び出して悪かったね、、
警察庁長官の東宮だ。
よければそこのソファに腰かけていてくれ、飲み物を持ってこさせる。」
人の好さそうな笑顔を浮かべながら、秘書らしき人に声を掛ける東宮長官。
ますますなぜ自分が呼ばれたのか、謎である。
失礼します と、とりあえず言われた通りソファに座る。
声を掛け終えた東宮長官は俺の向かいに座った。
東「それで、本題なんだけど。」
ゴクリ、と息をのむ。
思い当たる節はなくとも不安が募る
冷汗が背中を伝う。
東「私の息子、Aのボディーガードを任されてくれないか?」
降「え・・・・?」
聞き間違えだろうか?
降「ボディー・・ガード・・・?」
てっきり何かお叱りを受けると思っていたのだがどうやら違ったようだ。
東「君の話はよく聞いている。潜入捜査に公安としての仕事までよくし、部下からの信頼も厚いと。
そんな君のキャリアを買って、ぜひ君にAの護衛を任せたいと思っているのだが、どうだ?」
嬉しかった。自分の仕事の価値が実感できて。
降「ぜひ、やらせてください!!」
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文字数・・・。
降谷さん視点長いww
もう少しお付き合いください。
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作者名:あめ | 作成日時:2018年6月4日 22時