１２４こ：結局過保護。 ページ33
―月島side―
彼女が着るそれは、
ダボダボで、かなり大きく見える。
「だって蛍くんが取ってくれなかったんじゃん！」
『いやお前ね、』
こんなに体格の差があると、
改めて実感。
『逆に聞くけど、僕に下着見られていいワケ？』
「だって昨日見たじゃん」
『...........』
それについては流石に言い返せなかった。
駄目だコイツ吹っ切れてる。
『......ソウデスネ』
「ていうか....蛍くんも上着て下さい」
『なんで』
「......見ててちょっと恥ずかしいです」
『昨日見たじゃん』
「........」
『真似してみた』
「......着替えてきます」
『手伝ってあげよっか』
「いいよッ...！！」
『冷たいナー』
小走りで戻って行った。
『(.....はー)』
非常に目のやり場に困るよね。
あーゆーのさ。
『(無自覚怖い.....)』
朝からどうぞ襲って下さいって
言ってるようなもんじゃないの。
きわどいんだよ。ほんとに。
「お、....おわりましたー...」
『ん』
「ッ...！上着てって言ったよね私？！」
『はいはい」
裸に慣れてないA。
まあ慣れててもらっては困るが。
『A、髪』
「え？」
『乾かさないの？風邪引く』
ふわふわの髪の毛が、水を含んでいて、
ペタン、ってなってる。
「めんどくさいから、いつも後回しなんだ」
『駄目だよ、ほら』
「でも、」
頑固だよね。
『僕が乾かしてあげるから』
風邪引きやすいクセに。
「え？本当に？」
『うん』
「わーい」
『こっち来て』
「いきます」
『(......って、)』
何言ってんだろ......
自分で言っておきながらアレだけどさ.....
乾かしてあげるって何だよ......
『Aこっち。僕の前』
「はい」
『こっち向き』
「はい」
僕の目の前に小さく座る彼女。
やっぱり小さい。
『風の強さ、強でいいよね』
「弱がいいです」
『はい』
「ブファッ...！めっちゃ強！！」
『ウルトラ強』
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藤(プロフ) - 華恋さん» ありがとうございます！！がんばりまっす！ (2016年4月23日 16時) (
レス) id: 93c9e7a983 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - 最初からここまで読んできました！やばいです！キュン死にしそうです！定期的に読み返してしまうくらい素敵だと思います。更新頑張ってください(*´-`*) (2016年3月6日 4時) (レス) id: 9369509648 (このIDを非表示/違反報告)
藤(プロフ) - 月島むつさん» ごめんね更新遅くて泣 頑張って更新しまする (2016年3月5日 15時) (レス) id: 23a9472844 (このIDを非表示/違反報告)
藤(プロフ) - マロ様さん» 了解です！！頑張ります！！ (2016年3月5日 15時) (レス) id: 23a9472844 (このIDを非表示/違反報告)
月島むつ(プロフ) - ふ、藤…ちゃん…死にそうなんだけど…死なせる気かあああああああっ!! (2016年2月28日 17時) (レス) id: e37153b198 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤
| 作成日時：2015年7月27日 23時
