35話 ページ36
貴『ん……じろ…?』
ジロー「A…起きた、よかった」
貴『あれ私…そっか熱、出して…病院に…
…なんで、そんな悲しそうな顔してるの?』
自分じゃわからないけど、Aには
俺が悲しそうな顔をしているように見えるらしい。
正直、Aが起きなさすぎて、
医者に診てもらったのにもう起きないような、
どこかに行ってしまうんじゃないかとか思ってしまった。
貴『…私がどっか行っちゃうとか思った?』
思ってたことをそのまま言われて、驚いて顔を見ると、
辛そうだった顔に少し笑顔が見えた。
貴『当たり?笑』
ジロー「うるさすぎる、、」
貴『ふふ、とか言ってずっと看病してくれてたんでしょ?』
ジロー「だってお前、ちょっとも動かねぇから」
貴『ありがとね、ジロー、そばにいてくれて』
布団から手を出して、俺の手を握る。
力は弱々しいが、とても暖かい。
ジロー「なんか食えそう?俺が作ったるわ」
貴『レンジ使えるの?』
ジロー「冷凍食品やないか」
貴『え、火使うの?消化器忘れないでね?』
ジロー「キャンプファイヤーしないから」
貴『じょーだーんでーす笑』
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二歌(プロフ) - しゃけ丸さん» レス遅くなってしまい、申し訳ありません。ぼちぼちになるときもありますが、待ってくださってることを糧にがんばります! (2017年1月5日 23時) (レス) id: 4e248d7834 (このIDを非表示/違反報告)
二歌(プロフ) - なちぼんさん» レス遅くなってしまい、申し訳ありません。励みなります!更新がんばります! (2017年1月5日 23時) (レス) id: 4e248d7834 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ丸 - コメント失礼します!!めっちゃ面白くて更新楽しみにしています!頑張って下さいっっ! (2016年10月12日 17時) (レス) id: 5763d0e24c (このIDを非表示/違反報告)
なちぼん(プロフ) - コメント失礼します!読ませていただきましたっ。ジロー好きなのでこのような小説があって嬉しいです(*´∨`* ) とても面白いです、頑張ってください(*^^*) (2016年10月10日 23時) (レス) id: 28ba456d2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:二歌 | 作成日時:2016年10月3日 14時