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34話 ページ35

ジョージ「うぅぅぅーくそねみー」

ジロー「挨拶くらいしろー」

ミノ「おはよーじろうのすけ」

ジロー「誰が江戸時代の百姓だ」

ジョージ「あれ、Aは?」



結局起こすのが可哀想で、Aはそのままお泊まり、
俺の部屋で寝かせてるんだけど、いつまでたっても起きてこない。

オフって言ってたから起こさない方がいいと思ったが、
様子を見に部屋へ、一応ノックをして入る。



ジロー「Aー?まだ寝る?…A?」



部屋はクーラーが効いてなくて蒸し暑いのに、
なぜか薄い布団に包まっている。

布団を少し剥ぐと、真っ赤な顔をして荒い息をしている。



ジロー「ま…てよすげぇ熱。ジョージ、ミノ!!」


急いで2人を呼んで、熱を測ると38度を超えていた。
ジョージに車をまわしてもらって、ミノが病院に電話をかける。



貴『う……じろ…??』

ジロー「Aっ!!すぐ病院連れてくから、がんばれ』

貴『ごめ……迷惑かけて……』

ジロー「んなわけあるか、ごめん気づけなくて」



この季節なのに小刻みに震えるAに
自分のパーカーを着せて、そのままおぶって車に乗り込む。


小さい体がもっと小さくなって辛そうに震えてる。
病院に着くまでに、Aは何回も「ごめん」と言った。
そのたびに俺は「大丈夫」と言って背中をさすった。


病院につくころには熱が40度近くまで上がっていて、
診断は、過労と寝不足からくる夏風邪の悪化だった。


点滴を打って薬をもらって、絶対安静を条件に帰宅。
ポカリを飲ませて、あったかくして眠らせる。

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二歌(プロフ) - しゃけ丸さん» レス遅くなってしまい、申し訳ありません。ぼちぼちになるときもありますが、待ってくださってることを糧にがんばります! (2017年1月5日 23時) (レス) id: 4e248d7834 (このIDを非表示/違反報告)
二歌(プロフ) - なちぼんさん» レス遅くなってしまい、申し訳ありません。励みなります!更新がんばります! (2017年1月5日 23時) (レス) id: 4e248d7834 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ丸 - コメント失礼します!!めっちゃ面白くて更新楽しみにしています!頑張って下さいっっ! (2016年10月12日 17時) (レス) id: 5763d0e24c (このIDを非表示/違反報告)
なちぼん(プロフ) - コメント失礼します!読ませていただきましたっ。ジロー好きなのでこのような小説があって嬉しいです(*´∨`* ) とても面白いです、頑張ってください(*^^*) (2016年10月10日 23時) (レス) id: 28ba456d2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:二歌 | 作成日時:2016年10月3日 14時

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