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国見side
まぁ断られたら仕方無いな
やって貰えたらラッキー程度でいいや
国見「影山さんって及川さんに興味無さそうだよね。チャラそうとか言ってるし」
桜空「チャラそうに見えたんだよ。だってキメ顔に☆だよ?」
…それ絶対及川さんだ
国見「影山さんが会った人絶対及川さんだね。今ので確信した」
桜空「まぁ確かに興味は無い」
国見「だよな。だからマネージャーやって。影山の片割れならバレーのルールだって知ってるだろ?」
桜空「中学の頃バレー部だったから知ってる。けどマネージャーはやったことないけど」
中学の頃バレー部だったのか
まぁ影山の姉だし
国見「ルールとか分かってれば大丈夫だろ」
桜空「そこまで私にこだわるのね」
国見「他に及川さんに興味の無い人居なそうだし。クラスの女子とか格好いい先輩居たって言ってるんだし」
俺も影山さんと同様に及川さんはチャラいというイメージだ
クラスの女子が騒いでいる理由が分からない
国見「北川第一の頃マネージャー希望の人は沢山居たけどほとんど及川さん目当てだったし。仕事はろくにしないですぐ辞めてくし」
中学の頃のマネージャーの散々だったからまともなマネージャーに入って貰いたい
国見「影山さんならそういうこと無さそうってなんとなく思っただけ」
桜空「そう」
とりあえず見学からだよな
国見「それで、見学する?しない?」
影山さんは何て言うか
桜空「見学、行ってみるよ」
国見「ん。多分廊下で金田一が待ってると思うから行こう」
桜空「分かった」
影山さんはマネージャーをやってくれるらしい
テストとかあるんだろうけどまぁ大丈夫だろう
俺は影山さんと一緒に金田一が待っている廊下へ向かった
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作者名:杏奈 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bob260f9691/
作成日時:2020年10月22日 22時