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私は今塩ラーメンを食べている

となりで及川さんが何か言ってるけど知らない

それにしても皆よく食べるな

飛雄ほどでは無いけれど




桜空「ごちそうさまでした」

及川「皆食べ終わったねー?じゃ行こうか!」



私たちは及川さんの後に続きお金を払い店を出た

私も家に帰ろうとしたが




岩泉「影山、もう遅いから送って行くぞ」

桜空「いえ、悪いですし」

岩泉「こんなに夜遅いのに女一人で帰らせる訳に行かないだろ。不審者に襲われたりでもしたらどうするんだ」


岩泉さんは本当に男前だな

でも私高校生なんだけど


桜空「ならお言葉に甘えさせて頂きます」

岩泉「おう。あ、あとこいつも…」


あぁ、そういえば


及川「俺忘れられてた!?」

桜空「そんな事無いですよ(棒)」

岩泉「俺はちゃんと覚えていたぞ(棒)」

及川「いや明らかに棒読みだから!」




そんなこんなで私は及川さんと岩泉さんに送って貰うことになった

少し他愛ない話はしたが特にずっと話していると言うわけでも無かった

私が居るから話しずらい所もあるのかもしれない

私の家の場所を聞いていないからきっと知っているのだろう


岩泉「影山の家は中学の頃からずっと変わってないか?」

桜空「はい。そのままですよ。家まで送って頂かなくて結構です。それぐらいの距離なら一人でも大丈夫なので」

岩泉「分かった」



少し歩いていると


岩泉「俺はこっちだ。じゃあまたな」

及川「うん、またねー」

桜空「送って頂きありがとうございました。また明日」


私達が右へ行く所を岩泉さんは左へ行くので別れた



なので私と及川さんの二人になった

私達は特に何も話すことは無く家に行くまで無言だった


及川「ここだね」

桜空「はい。ありがとうございました」

及川「うん、またねー」

桜空「さようなら」


私は及川さんに挨拶をしてから家に入った

誰かに送った貰ったのは初めてだったかもな

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作者名:杏奈 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bob260f9691/  
作成日時:2020年10月22日 22時

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