影山飛雄の双子の姉は青葉城西高校排球部のマネージャーです

16 ページ16

いきなりどうした

そもそも私の入る部活聞いてくる時点でどうしたのかなとは思ったけど



桜空「…何故？」

国見「影山さんって及川さんに興味無さそうだよね。チャラそうとか言ってるし」

桜空「チャラそうに見えたんだよ。だってキメ顔に☆だよ？」

国見「影山さんが会った人絶対及川さんだね。今ので確信した」


どれだけ及川さんはキメ顔したり☆を使ったりしているのだろうか



桜空「まぁ確かに興味は無い」

国見「だよな。だからマネージャーやって。影山の片割れならバレーのルールだって知ってるだろ？」

桜空「中学の頃バレー部だったから知ってる。けどマネージャーはやったことないけど」

国見「ルールとか分かってれば大丈夫だろ」

桜空「そこまで私にこだわるのね」

国見「他に及川さんに興味の無い人居なそうだし。クラスの女子とか格好いい先輩居たって言ってるんだし」


及川さん目当ての人を頑なに嫌ってるなこいつ


国見「北川第一の頃マネージャー希望の人は沢山居たけどほとんど及川さん目当てだったし。仕事はろくにしないですぐ辞めてくし」


あぁ…


国見「影山さんならそういうこと無さそうってなんとなく思っただけ」

桜空「そう」

国見「それで、見学する？しない？」


バレーは好きだし見学してもいいのかな



桜空「見学、行ってみるよ」

国見「ん。多分廊下で金田一が待ってると思うから行こう」

桜空「分かった」




私と国見は金田一が待っている廊下へと向かった

17→←15

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す