不思議な音 ページ40
NOside
日付が変わった辺りだろうか、みんな寝ている為、どこの部屋の中も寝息、いびき、寝言のパラダイスだった
そんな時、外から「ドンッッッ」といった大きい音がした。爆睡している者はそのまま気づかずに寝ているが、少数の人が目を覚ます
何があったのか、興味本位で外へ出ようと部屋から出ると、同じ考えだっただろう他の部屋の人達と出会う
??「……やあ、奇遇だね」
??「という事は……」
??「多分君らも大きな音で起きたんやろ?」
その場には幸村、手塚、白石という部長ズが揃っている。
学校ごとに部屋が分かれているため、部長が代表としてちょっと見てくる……と、どこもなった様子。
白石「それじゃ、いこっか」
駆け足気味で3人は外へ出て、自分たちの部屋から何となく聞こえた方向へ向かう。そこはテニスコートだった
幸村「方向からしてこっちからだね。」
白石「誰もいない……って、これ……」
手塚「この棒は一体…………サンドバッグだな、だが肝心のものが無いぞ」
辺りをきょろきょろと見渡し幸村がなにか見つける
幸村「ねぇ、あの奥のコートにある青いやつってそうだったりしない?」
白石「可能性は十分有り得るんやけど……なんであそこに?」
3人ともうーん、と頭を悩ませるが理解できない
幸村「さっきの大きい音、あれを思い切り吹き飛ばした音だとしたら?」
白石「とんでもないゴリラもいたもんやなぁ……って、いやいや、そんな危ない人間がここにおるんか??」
手塚「たしかに、わざわざ夜中にここで……しかしなぜ……」
幸村「とりあえず跡部に言おう。とんでもない不審者がまだここにいるかもなんだし」
不審者がこの敷地内にいる、そんなことがあっていいのか
ここに泊まっている全員の安全を考え、3人は跡部のいる部屋へ向かう事にした
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作者名:朝 | 作成日時:2022年8月9日 14時