バカにしないでくれます？2

有名人中原様 ページ37

あの後部屋に入れ、マネが来た理由を話してもらった。



白石｢横浜に非合法組織あるっていうのめっちゃやばいらしいな？……なんだっけ、ポーズマフィンみたいな……立海って神奈川にあるやろ？何か知らん？｣



『それを言うならポートマフィアね。たぶん白石くんの言ってた非合法組織の人間っていうのはうちの学校の有名人かなぁ……ね、幸村くん』



幸村｢逆に遊佐心海以外ありえなく無い？世界って狭いんだねぇ……｣



不二｢よくそんなヤバいやつ連れてこようと思ったね｣



白石｢それはほんとに申し訳ないんや……でも逆らったら部内に被害あるんやろうし、理事長に直接お願いされたからなぁ｣



怖いね、まぁ君たちの言うヤバいやつよりヤバいやつ、ここにいますけど



『遊佐さん、考えてることえぐいからなぁ……享年が10代とかシャレになんないからね……』



だけど私が1番聞きたいのは……



『ポートマフィアについて、何か聞いた？』



なんでそんなことを聞くのか。そう思うだろうけど、そうなら私の仕事が増えるので早いうちに言って欲しい。



白石｢めっちゃ偉い人の名前……確か、中原様って……｣



中原中也くん、お疲れ様です。下手したら君はもうすぐ指名手配犯になれますよ。



『へー、偉い人の名前まで漏出してんだ……さすがに名前まではうちらも聞いて無かったなぁ』



指名手配……私の犯行履歴も漏出したら一発でされるだろうな……いや、でも一応異能特務課に監視されてるし……あれ、私の身の方が危ないのでは……



遊佐が中也の名前を知ってるのはなんで？いずれ私の名前もバレるのだろうか。流れたら怖いなぁなんて思いながら聞いてた。



不二｢藤蝶さん大丈夫？瞬きの回数がうんと増えたけど｣



『なんでわかるんだよキッショ怖すぎ』



ほんとになんで分かるんだよ

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