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ウチのマネはな ページ36

白石side



どないしよう、ウチのマネが立海のマネさんに迷惑をかける気が……



そもそも、俺らが彼女(金子)を連れてきたのは校長先生から直々に、申し訳なさそうに言われた事だった。



という事は、また裏でなんか言われたんやろうな……問題起こさない子やと良いんだけど……



ちなみにウチ四天宝寺テニス部では、以前マネをやっていたミーハーであろう女子生徒が問題を起こしてからマネの募集をしなくなった。俺ら部員達で仕事をして、練習時間も少し減ってしまい当初は大変だったけど今はもう慣れてしまった。



久々のマネが来るで。そう言うと部員達はみんな困惑していた。「マネはもうとらん言ってたやないか!」「何があったんや……」「ついに疲れて頭おかしくなったんすね……」



みんなからは文句を言われたり、心配をされた。でも事情が事情だった。それを言うとみんな黙って頷くだけやった。



マネの本入部時、やってきたのが金子やった。



金子「金子そらです、どうぞよろしく!」



元気な声で自己紹介したのは、この学校で結構有名人なヤツだった。



金子そら、横浜にある非合法組織の人物と関わっているから逆らえば何されるか分からない恐怖の対象。何なら、彼女と過去に揉めた人物はだいたい行方知らずだ、マジなやつだ。運良く3年間違うクラスになって関わる事は無かったけどこんな所で関わってしまうとは運の尽きだな……と思ってしまった。



白石「うん、よろしくな。」



金子「白石って君?めっちゃくちゃ美人だね……うわー、本当にテニス部ってイケメンばっかりじゃん……ゲイもいるけど」



俺と話したら美人って言われた。初めてでびっくりしたが結局顔かいって苦笑いだ。



金子「……あ、合宿っていつ?私合宿の為に臨時マネするだけだから。」



忍足「ちょっとまて、合宿ってなんや。もしかしてまた氷帝んとこの急な合宿??」



白石「ビンゴやで謙也……すまんなぁ、こっちも言われたの昨日なんや……」



しかも明後日から。ほんまに跡部の急な発言には困るわぁ

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作者名: | 作成日時:2022年8月9日 14時

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