睡魔VS ページ26
『私、眠たいから機嫌が悪いの。さっきから固まって何がしたいの?用がないなら戻ってくれないかな』
相手の手を離して再び机とキスするように顔を伏せる。
ゴンッ
周り「(今の音痛そう……)」
少々勢いが強すぎたようだ。
もう何でもいい、寝かせろ、せめてこの時間が終わるまでは。
そのまんま意識をぽーんと放り出す。次こそは寝るぞ。そう意気込んだのであった。
ー その頃の外野 ー
「あーあ、栗田さんびっくりして固まっちゃったよ」
「相当怒ってるんじゃない?あれ」
「藤蝶さんってあんなキャラだったっけ?」
「機嫌悪いって言ってたしそのせいなんじゃない?」
「……怖」
モブキャラちゃん説明:
栗田奈緒(クリタ ナオ)
テニス部ファンクラブの1人。抜け駆けを絶対に許さない厄介なオタクだが、そこまでAの事を嫌ってるわけじゃない。
遊佐心海の取り巻き。
、
ー NO side ー
廊下にキャーキャーとした声が響く。その声が聞こえたら、近くに男子テニス部のレギュラー陣がいる証拠だ。
幸村「ねぇ柳、プリント類藤蝶さんの所の机に入れといて貰えないかな?」
幸村がプリントを柳に渡した。
柳「あぁ、それなら構わない。……と、俺はここまでだ。また放課後に___」
幸村「待って今見えたの藤蝶さんじゃない?」
自分の教室の前についたため、お別れをしようと思ったら遮られてしまったその言葉。
柳「?藤蝶なら朝いなかっt……いるな」
開いていたドアから中を見れば、死んだように頭を机へごっつんこさせているAが目に入る。
幸村「……無事でよかった。来ていたんだね」
その場にいた彼らは安堵の顔色だ。
※作者より※
お気に入り50人にまで増えていて驚きました。誠に感謝です。グダグダな作品ですがこれからもよろしくお願いします。
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作者名:朝 | 作成日時:2022年8月9日 14時