素敵なお屋敷だ…… ページ31
誰かが近づいてくる気配がする
『……んん?』
ジャッカル「あ、起きた。よう、よく寝れたか?もう着いたからさっさと支度しろよ」
もう着いたらしい。普段より良質な睡眠が取れた気がしてルンルンだ。
荷物を持ってさっさと降りたら全員私を待っていたようだった。
『お待たせしました。……って、ここ……』
バスから降りて外を見渡すとドデカいお屋敷が目に入る。デカすぎんだろ
幸村「はは、初めてなら驚くよね。これ別荘なんだって」
けらけら笑ってるけど、こんな財力を持っているなんてなんてやつ……
( 跡部がね〜…… )
あ……跡部ってもしかして
『なるほど……これは嫌だな』
柳「何がだ?」
『こっちの話。なんでもないです』
部員の後ろについて中へ入るとやはり内装も立派。中学生だよな……?
ガチャ
??「あーん?やっと来たか」
幸村「あれ、他はもうみんないるんだ?それはお待たせして悪いね。準備がゆっくりな子がいてね……」
全く悪いと思ってない顔。そして最後の一言は私だろう。余計なこと言うな
『おしゃべりは良いのでさっさと中入ってくれますー?』
詰まってます、そう言うと幸村くんはごめんねーと言って進む。
全員いるのか、じゃあ私が1番最後なんだな……
1番後ろにいた私は入るとドアを閉め、そのまま振り返りもう一度彼らのあとを追った。
「「立海が女子を連れてきた……?!」」
幸村「代理マネ連れて来いって言われたんだから当たり前」
『え、じゃあ帰っていいってこと?』
幸村「今の話聞いてどこがそう思ったの?そんなわけないだろ早く戻ってきなさい」
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作者名:朝 | 作成日時:2022年8月9日 14時