バカにしないでくれます？

帰り道 ページ39

あの後、携帯を見たら森さんから探偵社のことを聞いた


知ってた！言うまでもなかった！畜生


そしてバスに揺られてただいまの時刻は午後7時


もうすぐ着くけど、ここヨコハマではいつ誰が見てるか分からない、最後まで油断せずに


私｢ん？｣


あの後ろ姿、見覚えありすぎないか


あっ、路地裏入ってった


バスを降りコソコソ裏をついて行って私も路地裏へ入る


｢芥川くーん｣


芥川｢！｣


そう、私が見つけたのは言わずもがな芥川龍之介


さっき遠くで爆発が起きてたのは彼か


私｢お疲れ様、ちょうど帰り？血飛んでるよ｣


芥川｢Aさん、お疲れ様です。お気にならさず、Aさんの服が汚れてしまうので｣


気にしなくてもいいのに


私｢それより芥川くん、君まだ傷治ってないでしょ？そんなに動き回っていい訳？｣


この間、船ともに海へgoodbyeした芥川くん


ひぐっちゃんのおかげか助かったけど、かなりの重症で終わった


ちゃんと休め、なんならサボっちゃえ★(最低)


思ったけど芥川くん、部下は大事にしな


ひぐっちゃんへの態度がその、酷すぎて、よくポートマフィア辞めないなって思えるくらい可哀想や


あんなに可愛くて一途なの最高じゃない？うちの部隊に引き込むわよ


芥川｢、、、で、Aさんは何か僕に用でも？｣


私｢え？いや｣


芥川｢え？｣

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