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始業式の日、私のクラスの新担任はドヨン先生に決まった
ドヨン先生は女子からモテモテで私のいじめは少なくなったみたいだった
それに放課後は毎日ドヨン先生が相談に乗ってくれる
たまにクン先生も
DY「そういえば、まいまい、屋上で倒れてた時、ジェノって言ってたじゃないか」
「はい、、あの時、彼が飛び降りようとしてた私を助けてくれたんです、あの時、彼がいなかったら私は生きてなかったかも」
KN「その子、僕調べたんだ」
クン先生は私の隣に座った
KN「どうやらその子、3年前に屋上から飛び降りて亡くなった子だった」
「え、なんで」
KN「その年はいろいろあったみたいでね、交通事故が起きたり、薬に手を出した生徒もいたみたいで、、そのこともあって屋上は立ち入り禁止になったみたいだよ」
DY「でもまいまい、鍵かかってるはずなのにどうして屋上に入れたんだ」
ドヨン先生は首を傾げた
「確かに、、でもあの日実ははっきり覚えるわけではなくて、気づいたら足が屋上に向かってたんです」
DY「なんだそれ」
KN「まさか、幽霊になったその飛び降りた生徒がとかじゃないですよね」
DY「寒くなってきたな、、っておいテン！冷房いじんな！まだ4月だぞ！」
TN「えー、だってテン暑いもん、汗かくの嫌だし、、ねーまいまい！」
KN「はぁ、やれやれ、また始まった、、まいまいそろそろ帰りな」
「はい、ありがとうございました」
TN「じゃーねーまいまい」
テン先生が手を振った
DY「気をつけて帰れよ」
ドヨン先生がドアを開ける
「はい、さようなら」
そう言って私は職員室をあとにした
なんか誰かに見られてる気がする
あの日から視線をよく感じる
授業中も休み時間も、帰り道も
「ジェノ、、あなたなの？」
廊下を歩きながら呟いた
もちろん返事は聞こえない
「まさかね」
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作者名：ナミミ | 作成日時：2020年2月13日 22時
