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四話 ページ5

ガチャ

『中也く〜ん!!!たっだいまぁ〜!』

中原「おい、何時も云ってんだろ!窓から入ってくんな!!」

黒岩は何時ものように、窓から中原の執務室に入る。

『そんなに怒んないでよぉ〜』
中原「ったく……」

『いやぁ〜、生人虎は矢っ張り美しかったねぇ………
あ!そんなことより、広っさんと梶井くんと今夜呑むんだけれど、』
中原「はァ?!手前、仕事しろ!」
『えー、でも二人とも行くって云うし。ほら』

黒岩は携帯の画面を見せる。

中原「はァーッ」

中原は大きくため息をつきながら頭を搔く。

『……まぁ、中也くんが行かないなら僕ら3人で楽しんでくるからいいや〜』

黒岩は踵を返し部屋から出て行こうとする。

中原「ッあぁ!!もう!行けばいいンだろ行けばァ!!」

黒岩は扉に手を掛け振り返る。

『流石中也くん、話がわかるね』

中原「……奢れよ」

『任せ給え!』

黒岩は再び背を向け歩き出した。

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作成日時:2023年11月6日 20時

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