男装系アイドル (ページ3)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:499 hit

3 ページ3

*

翌日、残った50人でオーディションをした。

いわば、最終オーディション。

･

『 20番藍井 Aです。関ジャニ∞さんのオモイダマを歌います。』

…

『ありがとうございました。』

緊張はしたものの、いつも通りに歌い終えた。

･

「合格発表をします。 3番･5番･10番･12番… 」

ぞくぞくと合格者の番号が呼ばれ、泣く子笑う子の二手に分かれた。

　「 20番･22番･25番… 。」

呼ばれた…!!!!!!声にならない叫びが込み上げた。

　「以上です。お疲れ様でした。合格した人はこちらに来てください。」

呼ばれた部屋に行くと、ジャニーさんが待ち構えていた。

社「合格おめでとう。これから、ダンスレッスンとかあるけど頑張ってね。」

一言云い終わると扉の方へ向かった。

社「Aくん。ちょっと、いいかい？」

『は、はい！』

がたっと立ち上がりジャニーさんの方へ足を向けた。

社長室に着くまでのおもーい沈黙、、、辛いなぁ。

社「君にはね、ジャニーズWESTというグループに入って欲しいんだ。」

　『え、ジャニーズWESTですか！？』

社「うん。そこでシェアハウスをしてもらおうと思ってね。」

　『でも、僕、女…。』

社「もう、家は用意してあるんだ。メンバーにはばれないようにしてね。」

　『はい…。』

･

30分後

　「失礼します。」

社「入りたまえ」

7人の男…。ジャニーズWESTだと気が付くのにそう、時間はかからなかった。

社「この子は、来月からジャニーズWESTに加入する、藍井Aくんだ。

　メンバーカラ―は白。あと、シェアハウスをすることになったからよろしく。」

黄「えぇ？この子と一緒にシェアハウスをするってことですか？」

唇が印象的な中間淳太君。

社「そうだよ。」

戸惑ってる彼ら、まぁ無理もないよね。