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拓海「Aちゃん?」
A「あ...っ」
不覚にもぼーっとしていた。
あのあと、土田さんのご両親は私のことを快く受け入れてくださった。
どうお礼すればいいものか...
拓海母「Aちゃん、災難だったわねぇ」
A「いえ、あの、本当に申し訳ありません...お夕飯までご馳走になってしまって」
拓海父「良いんだよー、なんせ拓海が初めて家に連れてきた彼女だからね」
A・拓海「へ?」
私と土田さんは顔を見合わせる。
拓海「違う違う違う違う違う違う!!!違いますよ!!父さん!」
拓海母「あら、違うの?」
A「きょ、今日というか、先程お会いしたばかりです!」
拓海父「え、なんかネットで知り合ったとか?」
拓海「ちゃうってば!」
土田さんのご両親って天然なの?
大丈夫なの?
この後、なんとかご両親の誤解を解き(?)、お夕飯を食べ終えた。
A「お母様、お手伝いいたします」
拓海母「やあだ、Aちゃんったら、お母様だなんて、気が早いわよ♡」
誤解が解けてない!
拓海母「でも、お手伝いありがとね」
A「は、はい!」
皿洗いなどの火事を手伝う。
あまりこのようなことをしたことが無いため、辿々しさはあっただろうが、土田さんのお母様は優しく教えてくださった。
拓海母「ねえ、Aちゃん?」
A「はい」
拓海母「これから、生活していくにあたって、何かアテはあるの?」
A「...ありません」
拓海母「...そう。なら、提案なんだけど」
拓海母「うちで働かない?」
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作者名:華月 | 作成日時:2017年6月18日 19時