101. ページ3
二人は剣を構えた。
二人の戦いは言葉では表せなかった.......
紫炎「だァー！！」
ｸﾞｻｯ
紫炎の剣が閻魔大王の身体を貫いた。
閻魔大王の剣は落ちてしまった
『！』
息子に刺されたと言うのに、閻魔大王は紫炎の肩を掴み、抱きしめた。
紫炎「離せぇ！！口も減らない老いぼれがァ！！」
紫炎は閻魔大王を蹴って、離れた
『先代様！』ﾀｯﾀｯ
ﾄﾞｻｯ
『しっかりしてください！！』ﾕｻﾕｻ
ﾋｭｰ
妖力が.....
紫炎「皆の者、よく見るがいい！私こそが妖魔界の新たな閻魔大王だ！これからは
私に従え！！」
紫炎はそう言い笑った。
ぬらりさんが挑もうとした途端、紫炎から結界のようなものが出てきて、吹っ飛ばした
ぬらり神「兄上！」
ぬらり「大丈夫だ。それよりも大王様が.....ぐっ」
ぬらり神「.......あなたが怪我をしていたら大王様だって自分を攻めてしまいます。だから....」ｷﾗｧｰ
ぬらり「傷が....」
優しい光......
ぬらり神「無理をしないでください」
ぬらり「.....」
ぬらり神「......」
ぬらりは閻魔大王に近づいた瞬間、剣は私を狙っていた。そして貫こうとした時、
ｸﾞｻｯ
『イツキ！』
イツキが庇ってくれた。貫いてはいたが、
イツキ「え？」
死んではいなかった。それどころか貫いた傷がみるみると消えていた
イツキ「おれ.....おれ.....」
ぬらり「イツキよ......君は命を持たない」
タエ「え？どういうこと？」
シン「イツキが......」
タエ「命を持たない.....？」
『......』
イツキ「シン......タエ.....おれ、思い出しちまった」
シン「何を？」
イツキ「おれ......もう......
死んでたんだ」
『........』
イツキは死んで何が起きたのか話した。
イツキ「あの時、おれは飛び降りおうとする姉ちゃんを止めようとした。だけど......その時おれも......一緒に落ちてしまったんだ。姉ちゃんの魂は玉藻前に吸い込まれてたけどおれはそのまま死んでしまった。その時、不思議な女の子が話しかけてきたんだ。その子【ククリ姫】っていう縁結びの神様だった。その隣に女の人がいたんだ。それが........エマだった」
シン「えぇ？」
タエ「エマさん？」
『......私はクーちゃん元いククリ姫様にイツキの守護霊になってって言われて守護霊になった。イツキが役目を果たすまで』
シン「じゃあイツキは.....」
イツキ「あぁ。だから、おれの魂はあいつを倒しても、戻っては来ないんだ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロネ - 全部にｷｭﾝってしたwwww ニヤけすぎて大爆笑したwwww やばいwwwwww (2021年8月23日 13時) (
レス) id: 7e5d46daa2 (このIDを非表示/違反報告)
アマメ - 船橋美緒さん» 夜叉「私にキュンとしてくれてありがとな船橋美緒」覚醒「ありがとな美緒」ﾆｯ (2021年6月5日 8時) (レス) id: 4999e7dba5 (このIDを非表示/違反報告)
船橋美緒 - 私はやっくんの時に一番キュンとしました！！覚醒くんも大好きです！ キュン玉出まくりですねw (2021年6月5日 0時) (レス) id: be98188654 (このIDを非表示/違反報告)
アマメ - 色欲の罪ムギさん» ありがとうございます！！ (2021年6月3日 11時) (レス) id: 4999e7dba5 (このIDを非表示/違反報告)
色欲の罪ムギ(プロフ) - はじめまして！コメント失礼します！毎回楽しく見させていただいています！これからも応援しています！更新頑張って下さい！ (2021年6月3日 10時) (レス) id: 767de012cb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アマメ | 作成日時：2021年5月26日 5時
