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No side









煙が立ち込める中、コナンはプールの中央に並べられたデッキチェアの上を飛びはねながら、プールの外縁へ移動していて、小五郎に投げられてプールサイドに倒れていた巨漢がムクリと起き上がり、コナンを見つけると、デッキチェアを持ち上げて投げつけてきた









デッキチェアをぶつけられたコナンの体が大きく吹っ飛び、プールの外縁をこえて、その外にある柵から落ちて、コナンは咄嗟に柵の下のふちに手をかけて、ぶら下がったが、一緒に吹っ飛ばされたデッキチェアが200メートル下の地上に吸い込まれるように落ちていく









コナン「くっ……!」









コナンは片手でぶら下がりながら上を見て、すると、別のデッキチェアが柵から大きくとびだして、ゆらゆらと揺れていた今にも落ちそうだとコナンがそう思った時、デッキチェアがガクリと傾いて、落下して、デッキチェアはふちにぶら下がっていたコナンに直撃して、コナンは真っ逆さまに落ちていった









猛烈な速度で落ちていくコナンの横に、デッキチェアが並んでいて、コナンは落下しながら体の向きを変えてデッキチェアに乗って、スケートボードのようにデッキチェアの上に立ち、壁を滑っていくが、デッキチェアが大きく跳ねてコナンの体が再び飛ばされた







コナン「うわあああー!しまった!」









このまま落ちていくのかとそう思った時、吹き上がる黒煙の中から純白の翼が現れて、キッドのハンググライダーだった








キッドは落下しているコナンをキャッチすると、タワーを横切るように一気に上昇した






キッド「大丈夫か?」





コナン「あ、ああ……」







キッド「このままじゃ街が本当に壊されちまうぜ!」







キッドの言うとおりだった……タンカーが街に突っ込むのは免れたものの、マリーナベイ・サンズ周辺は火の海と化して、その範囲はどんどん広がっていく







コナン「(クソォ。何かいい方法は……)」






地上を見回したコナンは、対岸の観覧車に目をとめて、観覧車の上では、海賊がロケット弾を次々と放っていた

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設定タグ:黒羽快斗 , 怪盗キッド , 名探偵コナン   
作品ジャンル:恋愛
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ピカ∞♪(プロフ) - SとMno違いが判らない馬鹿さん» 大好きですか!ありがとうございます!そうですよね…なおしてきます (2020年10月28日 21時) (レス) id: 080b81c583 (このIDを非表示/違反報告)
SとMno違いが判らない馬鹿 - 何度も読みこんでしまうほど大好きです!推しが尊い!夢主羨ましい!!…そういえば、完結なされたと思うのですが、どうして「連載中」の表示なんですか? (2020年10月28日 20時) (レス) id: 84f4924fb2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピカ∞♪ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年9月2日 22時

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