貴女と俺ら:アイドルside ページ37
豊side
俺は驚いた。
キョーガクした。
だって!!
この前、だでぃちゃんの教え子で、僕のファンだって言ってくれた女の子が、まさるの店で働いてるなんて!!
驚いたのはAちゃんとの繋がりが色々あったってだけじゃない。
Aちゃんが恐ろしく、もうそれはそれは天使のように可愛くて、おれのタイプド真ん中だったってこと。
ぼくはこれを『運命』だとしかおもえない!
だけどAちゃんは高校生。
おれはアイドル。
ねえ、これくらい俺にだってわかる。
無理だってことぐらい。
だけど、見つめるだけなら。
見守るだけなら良いでしょ?
黄金カレーの常連になってもいいでしょ?
まさると会うっていう口実でも。
A「あの、お待たせしました。黄金カレーです。」
Aちゃん、お店の制服似合ってるなあ。
おっと、やばいやばい、変態になっちゃう!
剛文「ありがとねー」
豊「ありがとお!Aちゃん!」
俺がAちゃんに微笑むと、Aちゃんは顔を赤らめる。
そんなんみると俺にも勝機あるのかなって思っちゃう。
わかってるけどね、俺がアイドルだから、ファンだから、そういう反応なんだって。
A「いえ、私がこんな事言うのもなんなんですけど、水野さんのつくる黄金カレーは、お世辞抜きで、ほんっとうに美味しいので、熱いうちに、是非食べてください!」
豊「じゃあ、いただいちゃおっかな!」
剛文「そーやね。いただきまーす」
豊「いただきまーす!」
おれとふみきゅんは同時にスプーンを口に運ぶ。
剛文「うまい!うまいよこれ!」
豊「んん!おいしー!!!まさるー!美味しいよ、カレー!」
勝「おお、当たり前だろ?俺のカレー美味しくないっていうやつは病院連れてくて」
まさるの顔も、Aちゃんの顔もすごく嬉しそう。
俺とふみきゅんはひたすらに食べ進める。
豊「あ、そだそだ。Aちゃん!」
A「はい...っ!」
豊「連絡先交換しない?」
A「え?」
剛文「あなた、そんなことして大丈夫?」
豊「んー、多分!まあいいの!俺がしたいんだから!事務所に怒られたらー、それはそのとき考える〜。ね、交換しよ?」
これは俺にとってだいぶ大きな選択。
だって色んなリスクを孕んでる。
それでも、そのリスクを侵してでも、Aちゃんと連絡先交換したいの。繋がってたいの。
A「...ゆ...小林さんが、大丈夫って、おっしゃるなら」
豊「よおし、きーまりっ」
そして僕たちは連絡先を交換した。
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☆あやちゅ☆(プロフ) - はじめまして!この話、めっちゃ面白いです!読んでてメンバーのキャラがとっても伝わってきます(*´∇`*)これからも更新頑張って下さいね! (2017年5月9日 17時) (レス) id: 728d49e9a0 (このIDを非表示/違反報告)
麗稚-ライチャム//-(プロフ) - 華月さん» 学校名…結構悩みますよね、分かります(笑)尾張と三河、両方の親がいるなんていーですね♪私はお母さんがお母さんの友達に影響されてて三河弁たまに使う名古屋人とお父さん側は私から見てお婆ちゃんはめちゃくちゃ名古屋弁濃いという…(笑)これからも楽しみにしてます♪ (2017年4月2日 22時) (レス) id: 6c14204266 (このIDを非表示/違反報告)
そらいろマフラー(σ*´∀`)(プロフ) - 華月さん» そーなんですね!!わざわざすみません_(..)_ ありがたとうございます!!(^O^)作品とても面白くて楽しみにしてます(≧∀≦) (2017年4月2日 19時) (携帯から) (レス) id: 85f4eb0786 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - そらいろマフラー(σ*´∀`)さん» 多分、方言、だと思います。体がだるいとか気持ち悪いとか、体調悪いときによく使います。 (2017年4月2日 14時) (レス) id: 6be17fdebb (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - 麗稚-ライチャム//-さん» ありがとうございます!学校名は結構考えました笑。頑張ります! (2017年4月2日 14時) (レス) id: 6be17fdebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華月 | 作成日時:2017年2月22日 19時