貴女と俺ら：双子side ページ27
雅斗side
声が聞こえる...。
Aと賢人だな。
なにしとんやろ。
混ざってこようかなぁ、暇やし。
ドアを開けた瞬間、賢人とAがこちらへ近づいてくる足音がした。
慌ててドアをしめる。
別に慌てることはなにもないのにね。
多分、雰囲気でわかったんだな〜、俺。
いつもならAが賢人を可愛いって言って賢人が遊ばれるパターンなんだけど、チラッとみえたのは、賢人がAを引っ張る姿。
なかなかないし、Aの顔が複雑そうだったもんでさ...気になるやん？
賢人達が部屋に入ったのを見計らって
こそこそと俺の部屋を出て、賢人の部屋のドア付近に移動する。
ちょうど移動したぐらいのときに
ボフン
と、ベッドに何かが乗る音と軋みが聞こえた。
A「え、え？けんと...っ！？」
Aの焦る声。
この中で、何しとんの？
A「ふあ....んっ.....」
雅斗「っ！？」
Aのえっろい声がして
思わず、声が出そうになる。
まじで何しとんの！？あいつら！？
A「けん、と...っ！」
賢人「なに？A」
A「A...って...」
あいつ、姉を呼び捨てに...
賢人「ダメ？」
A「や、べ、別に、いいけど...
じ、自分が何してるか、わかってる、よね？」
賢人「わかってる。」
なに、を、している...！！
部屋に突撃しようと思ったけど、次の賢人のひとことでブレーキがかかった。
賢人「ボク、お母さんやお父さんが居なくて、正直寂しかった。」
A「...うん」
賢人「ボクがほんとに小さい頃に、出て行っちゃったから、ボクにはお母さんとお父さんの記憶はない。」
A「うん」
賢人「だけど、ある時、両親がいなくても、ボクにはAさえいれば良いって思ったんだ。」
A「え？」
賢人「Aは、ボクの全て。
Aがボクを抱きしめてくれれば安心するし
美味しいご飯を作ってくれるし
見てるだけで癒されて。
多分、お母さんと過ごすってこういうことなんだろうなぁって。
A「ん...。」
賢人「だけど、ただの家族に対する感情じゃない。
ずっと、ずっと、お姉ちゃんが...
Aが、好き。」
雅斗「え...」
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☆あやちゅ☆(プロフ) - はじめまして！この話、めっちゃ面白いです！読んでてメンバーのキャラがとっても伝わってきます(*´∇｀*)これからも更新頑張って下さいね！ (2017年5月9日 17時) (
レス) id: 728d49e9a0 (このIDを非表示/違反報告)
麗稚-ﾗｲﾁｬﾑ//-(プロフ) - 華月さん» 学校名…結構悩みますよね、分かります(笑)尾張と三河、両方の親がいるなんていーですね♪私はお母さんがお母さんの友達に影響されてて三河弁たまに使う名古屋人とお父さん側は私から見てお婆ちゃんはめちゃくちゃ名古屋弁濃いという…(笑)これからも楽しみにしてます♪ (2017年4月2日 22時) (レス) id: 6c14204266 (このIDを非表示/違反報告)
そらいろマフラー(σ*´∀｀)(プロフ) - 華月さん» そーなんですね!!わざわざすみません_(..)_ ありがたとうございます!!(^O^)作品とても面白くて楽しみにしてます(≧∀≦) (2017年4月2日 19時) (携帯から) (レス) id: 85f4eb0786 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - そらいろマフラー(σ*´∀｀)さん» 多分、方言、だと思います。体がだるいとか気持ち悪いとか、体調悪いときによく使います。 (2017年4月2日 14時) (レス) id: 6be17fdebb (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - 麗稚-ﾗｲﾁｬﾑ//-さん» ありがとうございます！学校名は結構考えました笑。頑張ります！ (2017年4月2日 14時) (レス) id: 6be17fdebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華月 | 作成日時：2017年2月22日 19時
