僕が想うのは【裕×亜】

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そう思ってもいたけど亜嵐さんだったわけで、正直残念だったけど。




玲「んだよ、リーダー、ガチですかー？」




亜「んー？なにがー？」



玲「Aとそんなに一気に距離縮めてて怪しいー」



亜「うるせえな笑」




玲於が、A、このポンコツリーダーは、やめとけ、ポンコツだぞ笑、なんて亜嵐さんを指さしながら言った。



ほら勘違いされるじゃない、迷惑。




そう思ったけど、顔には出せない。




その場から離れて帰り支度をしていると、つんつんと、頰を突かれて顔を向けると、裕ちゃんがいた。




『どうしたの？』



裕「んー」



『なになに、裕ちゃん』



裕ちゃんは、なんだか、むーっとした顔で、んー、と言うからどうしたの、とまた声をかけると、あんな、と口を開いた。



裕「いや、今日飯準備してへんから、Aんとこ行ってもええかなあって思て」



『あー、たしか』




何を作り置きしてたっけ、そう思って答えあぐねていると、ポケットに入れていたiPhoneが震えた。



急ぎの用事だったら困るし、見ると、亜嵐さんからのLINEだった。




“それ、断って”
“俺とご飯行くからって言って”




は？





そう思って、返事をしないでいると。





“裕太くんのこと振り向かせる作戦はすでに始まってるんだよって〜”




そう追加でLINEがきた。

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