love 14 ページ15
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「びっくりした？」
慧を囲むメインのテーブルから少し離れた席に座っていた私に話しかけたのは光さんだった。
「驚きましたよ。まさかレストランのオーナーだなんて。だから"light"なんですね。」
光「あー、あれね。俺は気に入ってるんだけど、
いっつも伊野尾ちゃんが『ダサい』って言うんだよね。」
「そうなんですか？なんかすみません。」
光「いやいやAちゃん悪くないし。」
そう言って笑う光さんだったが、私は光さんからの呼び方が変わっていて驚いていた。
光「あ、ちゃん付け嫌だった？ごめんね。」
「いえ、全然構わないです。」
光「俺、固いの苦手で…俺もなんでもいいから。」
「じゃぁ、光さんで。」
光「おけ。」
その後は大学時代、慧の友人だった光さんから当時の慧の話を聞いた。
もし、慧が光さんと友達になっていなかったら
もし、光さんと薮さんが幼馴染でなかったら、
もし、薮さんが風早出版に務めていなかったら
慧と私が出会うこともなかったのだろう。
「ほんと、光さんには感謝してます。」
光「やめてよ、そんな。」
ﾊﾟﾘﾝ…!!
突然、何かが割れる音がして私たちは同時に振り返った。
光「あれま、グラス落としちゃったかな？」
どうやら落としたのは慧らしく、光さんは立ち上がってメインテーブルの方に向かった。
私もその方について行った。
光「伊野尾ちゃん、怪我してない？」
慧「うん、ごめん。」
慧は反省したような目で自分の手を見つめていた。
「酔ってるの？」
慧「そうかも。」
そう言って彼はふわっと笑う。
光「雄也、ちりとりとタオル持ってきて。」
光さんに言われて、厨房から人が出てきた。
薮「あれ、新入りさん？」
光「そうそう。�睫擇�んっていうの。」
光さんから紹介された彼は小さく会釈をしてから片付けを始めた。
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Blue White(プロフ) - コメントありがとうございます。Dcaも読んでくださったんですね！感謝、感謝です。この先の展開ではBlueWhiteの世界観がたっぷり出てきますので、お楽しみに！ (2018年4月3日 10時) (
レス) id: d030cca7ce (このIDを非表示/違反報告)
梨乃(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいている梨乃です。Don'tcryanymoreの印象が強かったので愛のチカラがとても新鮮に感じます！！これからも更新楽しみにしています！青色さんと黄緑さん、私も大好きです！世論なんて知りません！笑笑 (2018年4月2日 17時) (レス) id: 8e1fd5095a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Blue White | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/bluewhite01/
作成日時：2018年3月20日 19時
