ブルースター４ (ページ6)

今日:12 hit、昨日:4 hit、合計:8,270 hit

⑥ ページ6

.

樹「あれ…何やってんのお前たち」

同時に、キッチンにひょっこりと顔を出した。
鞄を持って、制服着て…本当に帰って来たばかりだったみたい。

北人「よー樹！お疲れ！」

慎「ちょっと早いけど、もう夕飯の支度終わってさ」

樹「あ、そういうこと。そこには全員居んの？」

北人「いや？壱馬と瀬口と佐藤さんがいない。今慎が呼びに行こうとしてたとこ」

樹「なるほど…まあ、早くても別に支障はないし、いいんじゃない？」

あ、よかった…。
私達の選択、間違ってなかったんだ。

慎「じゃあ、俺は壱馬と瀬口呼びに行ってくるけど…」

長谷川くんはちらりと、私達女子3人を見回した。
そうだよね…さすがに女子呼びになんて行けないですよね。

千晴「あ…じゃあ私が葵唯呼んでくる」

皆が黙る中、おずおずと千晴が言った。
千晴…どこまでいい子なんですか君は。私泣けてきたよ。

樹「俺も一旦部屋戻る。何もかも持ったままだし」

北人「あ、了解」

千晴「じゃあちょっと行ってきます」

陽向「行ってらっしゃーい。ありがとね！」

椛「じゃあ、こっちで食器の用意でもしてるわね」

慎「あぁ、お願い」

本当に、以前に増してまとまって来たなぁ…私達！
なんかすっごく嬉しいかも。最初とか結構気まずかったもんねー。

さてと…お腹空いたな。

.