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でもあたしは葵唯の言うことに、間違いはないと思う。
生徒を信じないから…生徒が反発するんじゃないかって。
あたしだけじゃない。梅寮の他の人も、もちろん…クラス全員の生徒が驚いて葵唯を見ていた。
当り前よ…あんな可愛い顔して、言うこと言うんだから…。
宮本「…佐藤葵唯と、川村壱馬。お前等は、特別に指導が必要なようだな？」
葵唯「勝手にすれば。私が反発してんのあんただけだし」
壱馬「好きにどうぞー。どうせ意味ないんやけど？」
…大丈夫じゃないでしょ、これ…。
あの似た者同士は…。
宮本「…お前等廊下に立ってろ」
壱馬「古いねんお前。今平成やぞ。昭和じゃないんよおじいちゃん？」
葵唯「ぷっ…おじいちゃんとか」
…あの2人、何してんの。
いや、あたしも少し笑いそうだったけど。でも…でもね？
宮本「…」
あ、宮本の目つきが変わった。
余計にきつくなってるし。
宮本「…川村と、佐藤。…それと代表で、学級委員長。藤原」
樹「…え、俺？」
…今の藤原くんの声、なんとなくわかる。
かなり驚いてるわ。
そりゃ、そうよね…。
宮本「お前等…今すぐ職員室で指導受けて来い。藤原は2人を職員室まで連れて行った後、戻って来い」
壱馬「はいはい…」
葵唯「言われなくても行きますよー」
樹「……マジで？」
あーあ…頑張れ、藤原くん。
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ep.26 初めての恋がイライラとモヤモヤのせいで爆発した想い→←��
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作者名：桜花 | 作成日時：2021年5月31日 0時
