ブルースター４ (ページ22)

今日:3 hit、昨日:34 hit、合計:8,295 hit

③ ページ22

.

壱馬「げ…」

葵唯「あんたとはつくづく気が合わないようで嬉しいわ」

葵唯…顔に、怒りがにじみ出てる。

壱馬「…遅刻したくせに生意気やなお前」

葵唯「ちょっと寝坊しただけ。陽向と一緒にしないで」

陽向「え、何でそこで私なの？」

何か色々言いながらも、千晴の隣にドスンと腰をおろした。
にしても葵唯…いつも以上に不機嫌ね。

夏輝「全員揃いましたね。それじゃあ、掃除の分担場所を決める前に、気分転換にペアを変えましょうか？」

陽向「はーい！」

北人「了解でーす」

ということで、まずは掃除のペアを変更することに。
先輩が用意してきたのは、トランプだった。同じ数字同士、ということらしいわ。

そして全員がカードを引いて、ペアが決まる瞬間だった。

陽向「私4番だよ！」

千晴「3…」

椛「1ね…」

葵唯「じゃあ私が2か。あ、本当に2だ」

葵唯は最後、見ないで番号を言ったあと、やっと番号を見てた。
…随分とマイペースね。

男子組は、どうだったのかしら。
こそこそと話していたのはまず、川村くんと吉野くんだった。

.