ブルースター４ (ページ11)

今日:4 hit、昨日:34 hit、合計:8,296 hit

⑤ ページ11

.

壱馬「おぉ、なかなかやな」

葵唯「本当だ…美味しそう」

千晴と椛ってば、いつの間にこんなに作れるように…。
いいなー。将来安定してるよ。破滅的な料理作る私なんかと違って。

陽向「では早速！いただきます！」

黎弥「じゃ、俺の方もいただきますねー」

樹「絶対感謝してないだろ…」

黎弥「してるって藤原くん」

………。

何でだろ。

何か…

壱馬「あ…これ俺無理やわ。北人いる？背伸びるで」

北人「いらない」

壱馬「んじゃ慎は？」

慎「いらない」

壱馬「じゃあ樹！」

樹「お前な…」

何で…見ちゃうの。

陽向「うわ、美味しいよ千晴これ！」

千晴「本当に？」

椛「そうね…これ確か、千晴が作ってたしね」

千晴「よかった…ありがと！」

黎弥「あ、西野さんって笑うと可愛いんだ」

樹「どこ見てんのお前は」

黎弥「あれ。もしかして樹くん…妬いちゃってんの？」

樹「…はぁ？」

千晴「ご、ごめんなさい！」

樹「って、何で西野さんが謝ってんの」

千晴「え…あれ、違うの？」

私…こんなにおかしかったっけ。
いくら千晴と楽しそうに笑ってても。
男子ばっかり集まって変な話してても。

自然と、目線は彼ばっかり見てる。

私、まさか…

藤原くんが、気になってる…？

.