�� ページ47
.
千晴「今日は…夕飯のメニューどうしよっか？」
椛「そうね…図書室から拝借した料理本もあることだし、勉強がてら色々作ってみましょ」
千晴「うん、そうだね」
その後、川村くんと長谷川くんは買い出しに。藤原くんは部活に。
そして、残ったあたし達は梅寮へと帰ることにした。
川村くんと長谷川くんの帰りを待つまでは、自由時間でいいみたいね。
瀬口くんも「今日は予定ないし」ということで、一緒に帰ることになった。
さて…今日の夕飯は、どうなることやら。
＊
午後5時。空はオレンジ色に染まってきている頃。
白いスーパーの袋を持った長谷川くんと川村くんが帰って来た。
壱馬「とりあえず言われた分？買ってきたんやけど…」
慎「…大丈夫？」
まだ夕飯の内容を決めるべく話していたのを、微かに聞かれた。
だからか、心配されてそんなことを聞かれたし…。
椛「大丈夫大丈夫…なんとかやってみるわ」
千晴「あ、じゃあ私がお米炊いておくね」
椛「あぁ、ありがと」
壱馬「そういや俺、今の時間居るのって初めてやんな？」
葵唯「あー…それっぽい」
陽向「初日よりは千晴も椛も結構上達してるよ！何だかんだ言って2人に任せっきりだけど」
北人「だ、だってさ…僕、不器用だし？」
慎「俺も器用じゃないし」
葵唯「違う言葉言ってるようだけど同じこと言ってるよ」
あたしと千晴が作業しているというのに、後ろではのんびりと他のメンバーが話してる。
…ハッキリ言うけど邪魔。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜花 | 作成日時：2021年5月23日 13時
