ブルースター３ (ページ46)

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椛「さてと…今日の夕飯どうすんの。9人分？」

千晴「えっと…そう、だよね」

壱馬「…瀬口は、飯はどうするん。あてがないんやったらこっちで一緒でも構わないねんけど」

皆…何気なく優しいのね。って、あたしが最初に言ったんだっけ…。
でも、まさか皆がこんな乗り気になってくれるとは思わなかったわ。

川村くんが、多少喧嘩腰ながらも瀬口くんに聞いた。
瀬口くんは少し考える素振りを見せた後、素直に答えた。

黎弥「ないに等しいから…じゃ、お願いしよっかな」

樹「その代わり、いらない時はちゃんといらないって連絡しなよ？」

北人「夜遊びしそうだもんね…」

黎弥「…わかってる。けど、夜遊びだとしても夜遊びって言うな」

答えたあと、軽く吉野くんを見て言った。
…何か、身長差のせいか凄い見下してる感が…。

北人「…はいはい」

陽向「じゃ、今日の買い出しは川村くんと誰？」

壱馬「はぁ？おい、何で俺は決定済みなん？」

樹「そうだね…じゃあ、慎なら任せられるよね？」

慎「ん、わかった」

壱馬「っておい無視かよ…マジか」

…川村くんのキャラって、案外読めないのね。
Ｓ男で、めんどくさがりだって言うのは大体分かるんだけど…何か、軽くスルーされてる今の状況を見てるとね。
まぁ、そんな大差があるわけじゃないし気にしなくてもいいや。

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