ブルースター３ (ページ37)

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樹「え？…サッカー部はあるけど」

壱馬「男バスだけらしいねん。顧問がどうのこうので今日は無しやって」

北人「あ、じゃあ今日は壱馬が買いだし行けば？」

壱馬「嫌や。何で俺がそんなことしなきゃいけないねん。第一、俺風呂掃除あるねんから」

陽向「よく言うよ！結局いつもお風呂掃除もサボってるくせに！」

壱馬「何やお前の口はいらないことを言うように出来てるんか？なら俺が塞いでやってもええけど」

陽向「ま…まって待って待って！もうちょっと離れて！」

2人の距離…近い。

葵唯「千晴…あれは見ちゃ駄目。目に毒」

千晴「あ、はい…」

樹「壱馬が相原さんを黙らせる一つの手段だろうね」

慎「他にないね…」

椛「よくやるわねあんなことばっかり…」

北人「あれが壱馬ですから」

澤本先輩とは別々に学校に向かって、私達はゆっくりと学校へと向かっていた。
陽向と川村くんは、後ろにいるけど…残りの私達は、皆ほとんど固まって歩いていた。

何か…皆仲良くなれたみたいで、少し嬉しいかもしれない。
前までは、どこかぎこちなかったし。

でも…なんだか、最近…何かがおかしい。
誰が…とか、そういうことじゃなくて…私が、おかしいの。

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