ブルースター３ (ページ26)

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ep.19 風呂上がりのノーブラは危険からの明かされる真実と先輩の双子の妹の存在ページ26

* 陽向 side

現在の時刻は、午後10時。
すでにご飯も終えて、お風呂も入った。今は、男子が入ってる頃かな。
だけど皆揃ってすることがないのか、私達女子4人はロビーに集まっていた。

葵唯「やっば…私今ノーブラなんだけど」

欠伸をしながら、葵唯がめんどくさそうに言う。
…女同士だからいいけどね。…ていうか、男がいたら言わないか。

椛「…あんた、それはいいけど男がいたらどうするわけ」

あ、椛も同じこと考えてたみたい。
呆れたように、葵唯に向かって言った。

葵唯「言わないもん」

椛「…昨日までだったらそれでいいんだけどね。今は、どこに誰がいるか…全く分かんないでしょ」

千晴「…あ、そっか。あの人…だよね」

陽向「…あの人、って…瀬口？」

椛「しかいないでしょ」

軽く、今瀬口とは言ったけど…ちょっと自信なかったからな。何かよかった。
あ、でも本人はいませんように。呼び捨てにしちゃったもん。

だけど確かに…その辺りに隠れてたりでもしたら、変態だもんね。
にしても椛…疲れた顔してるね。足組んでて、何か仕事人って感じでカッコいいけど。

いわゆるこれは、ガールズトークであります。

葵唯「だってさぁ…してない方が楽だもん」

椛「わかったからその話は終わりにしなさい」

葵唯「…はーい」

何か凄い…椛がお母さんみたい。
あれ？これ、以前にも何か思ったことがあるような…。
気のせいかな？

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