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37, 双つの黒 ページ8

no side

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とある施設の前に一つの影があった

太「あれがAちゃんとQの監 禁施設か」

するとたくさんの光が太宰を照らした。
その光の中からジョンとラヴクラフトが出てきた。

ジ「こんばんは。うちの作戦参謀は敵行動の予測が得意なもので。」

太「……罠か」

しばらくして、ラヴクラフトが上を見ると巨大な石が打ち上げられていた。
その石がラヴクラフトめがけて落ちてくる。

ドゴォン

ドドドドド

次の瞬間銃が打たれるが、その人物に当たると落ちていく。

太「はぁ」

?「最初に云っとくがなァ、この塵片してA助けたら、次は手前だからな?」

太「あーあ矢っ張りこうなった。だから朝から遣る気出なかったのだよねぇ……」

太宰はかつての相棒______‘‘中原中也’’の登場に露骨に嫌そうな顔をする。

ジ「バカな!こんな奇襲戦略予測には一言も……」

ジョンは異能を発動させるが、太宰が触れるとすぐに消滅した。

ジ「異能無効化!?」

ジョンが太宰に気を取られていると、中也の蹴りが入った。
そのままジョンは吹き飛んだ。

中「あぁ最悪だ最悪だ」

太「私だって厭だよ。」

いくつか喧嘩をしていると、ある部屋に来た。

太「居たよあれだ。助けを待つ眠り姫様達だ。」

木で結びつけられている気を失ったAと久作がいた。
Aはボロボロになっている。

中「Aッ!」

太「木の根を切り落とさないと。中也、短刀貸して」

中「あ?あぁ…ん?確か此処に……」

太「あ、さっき念の為掏っておいたんだった」

中「手前…早くAを助けやがれ!」

太「中也がやればいいじゃない。仮にも私は敵だよ?Aちゃんを殺すかもしれない。」

中「この距離じゃ手前のほうが早ぇ。それに、手前もAが好きなんだろ?殺るわけねぇ。」

太「よく判ったねぇ中也!」

中「そのくらい判る。」

太「ライバル多くて大変だねぇ、うちの乱歩さんも好きだよ。あと、芥川君も好きなんじゃない?」

中「それは手前もだろ。」

太「私の方が絶対確率高いね。」

中「ンなわけねぇだろ!!」

しばらくAのことで揉めた。

Q「(僕のこと忘れてない?)」

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マドレーヌ(プロフ) - めっちゃおもしろいです(^ー^)これからも頑張って下さいp(^-^)q応援しています(*^^*) (2019年10月9日 5時) (レス) id: c84dba5333 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青曹達 | 作成日時:2019年8月12日 13時

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