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sgi side
今日は山本と久々のデート。彼が行きたいところがあるそうなので、プランはすべてお任せ。遊園地に行くとだけ聞いていたのでてっきり夢の国へ出かけるもんだと思っていたが、初手から予定外だ。
まぁかわいい彼氏と遊べるなら、場所なんて関係ないけどね。
「まずはアトラクションエリア行きましょ！僕乗りたいヤツがあったんです」
ニヤニヤしながら彼に手を引かれる。俺としてはもうすでに心拍数がすごい。持ってくれ俺の心臓。
ここです、と連れてこられたのはめちゃくちゃ高いジェットコースター。
え、垂直じゃない？いやいや日本の遊園地は海外と比べても安全性高いし、物理的にもシートから落ちる心配は,,,
落ち着けナイスガイ。余裕余裕,,,
「なに呟いてるんですか、行きますよ」
山本は健気に俺をエスコートしてジェットコースターに乗り込む。ここまで来たら覚悟をきめるしかない。
いってらっしゃーい！と見送られてコースターが動き出す。腕が握られたのに気づいて横を見やると、山本の表情は思いの外ひきつっていた。
「さ、誘った割には緊張してんだな」
「あはは、僕実はこーいうの苦手なんdっ」
とたん急降下。そのまま半回転。体がふわっと宙に浮く。
「わあああああっ!!!〜〜〜〜っああ!!!」
２人並んで大絶叫。下を歩いていた人たちが軒並みこちらを見るけど気にしてられない。
何より山本に腕をがっちり握られているのだ。そっちの緊張も相まってもう頭が働かない。
おかえりなさーい、とスタッフの声がしてようやく人心地がつく。めっちゃ絶叫してましたね〜と笑われたがそんなにだったのか,,,
いや普段から声は大きいけどさ。
「ああ〜怖かった!!!」
言葉とは裏腹山本はなんだか充実した顔をしている。
「おま、山本なんでそんな余裕なんだよ,,,」
「ふへへ、須貝さんの腕があったので大丈夫でした」
んん、天使。
「須貝さん？顔赤いですよ,,,？」
「や、そんなこといわれちゃったらお兄さん照れますって,,,もう！これから手ぇ繋ぐぞ！」
「えええほんと!!?やったぁ！」
太陽、がぴったりなほどの満面の笑みと共に、山本の手が俺の手に絡みつく。
「へへ、須貝さん一人占めです」
「ばーか、お前は俺のもんだよ」
朝より距離を縮めて、俺達は再び歩き出した。
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颯楓(プロフ) - すみれさん» ありがとうございます!!!良かったです♪いやぁqkの尊みは深さを知りませんね() (2020年6月4日 18時) (
レス) id: 0a39adce2c (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - んんんんんなぁぁあ！！！尊いが溢れております、、うわぁぁ、、尊み謙信です、、 (2020年6月4日 17時) (レス) id: 9585eb17bb (このIDを非表示/違反報告)
颯楓(プロフ) - すみれさん» ありがとうますっっっ!!!お待たせしてしまって申し訳ないです,,,続き執筆中ですので今しばらくお待ちをΣｂ( ｀・ω・´) (2020年6月2日 16時) (レス) id: 0a39adce2c (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - ぬうううぁぁあ！！好きです！！すごく！！続き楽しみにしてます…！ (2020年6月2日 5時) (レス) id: 9585eb17bb (このIDを非表示/違反報告)
颯楓(プロフ) - まままさん» おおあ良かった！とんでもないです、喜んで頂けて何よりですっ!!!いいですよね,,,重い話,,, (2020年5月29日 20時) (レス) id: 0a39adce2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：颯楓 | 作成日時：2020年5月18日 20時
