永遠にさ迷うか? ページ46
「ーーA」
「ーーAちゃーー」
「Aちゃん!!」
『はっ!!』
名前を呼ばれてAの記憶の回想から引き戻された。
名前を読んだのは隣にいるナタリー…
「どうしたの?さっきからボーッとして…」
『え…あぁ…うん…皆と出会った時の事を思い出していてね…』
「そっか…」
ナタリーは優しく微笑んでAの手を優しく握った。
「ありがとうAちゃん。」
『ふふ、どういたしまして…ふぁ』
その時、大きなあくびが出てしまいそれを見たナタリーはクスッと笑った。
「長旅だったものね。今日はもう休みましょうか。」
『うん…そうしようかな…ごめん、私先に休むね?』
Aは男達に向かって言うと、萩原と松田がこちらにやって来たので、入れ替わるようにナタリーが伊達の方へ向かった。
そして萩原と松田はそれぞれAの隣に座る。
萩「もう寝ちゃうの?」
『うん…ちょっと疲れたみたいで…』
松「なんだよ…全然酒飲んでねぇじゃねぇか。」
『お、お酒は飲みませんー!』
萩「無理強いはしたくないけど…残念だなぁ」
『もう失態は晒しません!!』
松「じゃあ寝る前に挨拶しねぇとな。」
『へ?挨拶?』
すると松田はAの体を引き寄せ、耳元で声を少し低くして囁く…
「おやすみ…いい夢見ろよ…」
チュッ
松田がそう言ってから頬にキスをする…
真っ赤な顔で固まったAに、「次は俺〜♪」と萩原が楽しそうに引き寄せる。
萩原はAの頬を両手で包み込んで目を合わせる。
萩「ふふっ…食べちゃいたいくらい可愛い…
夢の中で待っててね?俺の大事なお姫様…」
チュッ
そう言って萩原は松田とは反対側の頬にキスをした…
『は…はひゅぅぅぅぅ〜〜』
イケメン二人のお休みの挨拶がキャパオーバーしたAは、真っ赤な顔で目を回して倒れました……
萩&松「「あ……」」
伊「あーあ!お前らやり過ぎだろー!」
伊達は愉快そうにゲラゲラ笑う。
ナタリーは二人を応援したい気持ちもあるが、Aを守る気持ちもあり苦笑いした。
ナ「もう!やり過ぎよ!」
萩「いや…ちょっと言っただけだよ…」
松「こいつには刺激が強かったか…」
ナ「さ!寝室へ運ぶわよ!」
ナタリーの号令でAを寝室へ運ぶ。
そっと布団を掛け、皆は寝室を出て行った。
萩「さて、俺達もそろそろ寝ようか?」
松「だな」
皆で手分けをして片付ければ早く終わり、ナタリーと伊達も隣の部屋へ帰って行った。
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九実(プロフ) - 淋さん» 伊達さんにとっては驚きでしょうねw再開した時が楽しみですw!!次ではいよいよ映画ストーリーですよ! (2019年7月14日 0時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
淋 - 遂にきた…異次元の狙撃手!!そして帰国後には……フフフ……楽しみすぎるwwそして萩原、夢主ちゃんに助けてられたな……それに降谷と赤井のことを聞いた伊達さんの反応好きww (2019年7月14日 0時) (レス) id: b523bf60c6 (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - ノンちゃんさん» 続編は下書き中です!!時間になったら解放しますので、その時はよろしくお願いします!! (2019年7月13日 3時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
ノンちゃん(プロフ) - 続編は、下書き中ですか?何時かの更新を楽しみに待ってます。体調には、気をつけて、無理しないで下さいね。 (2019年7月13日 0時) (レス) id: bf7d4277de (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - kzさん» 松田は確信犯、夢主は多分気づいてないでしょうねwそこが松田のむっつりスケベなところですなw (2019年7月11日 22時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九実 | 作成日時:2019年6月2日 18時