伊達航&ナタリー ページ33
Aはルパン達と暫く行動を共にした後、一人で日本へ渡った。
目的はそう…物語の確認だ…
そろそろ何かしら始まるだろうと思い来たのだ。
案の定日本に来て直ぐに物語と出会う……
それ彼、スコッチだった……
Aはスコッチを助け、ルパンの協力を借りて海外へと移る。
ルパンは……
「あいつらと一緒じゃなくていいのか?」
『うん…一緒にしてもいいんだけど、萩原達は黒の組織とは無関係だからね…それに彼には物語を手伝って欲しいから、ここは別々にするよ。』
「そうか…」
そうして諸伏景光は鈴宮晃一として新たな生活を始めた。
数ヶ月晃一と行動を共にした後、Aはまた日本に戻り物語の様子を見る。
そしてとうとうその時がやってきた……
時は2月6日……
『……あ!!!!』
ソファーで寛いでいたAは突然思い出して立ち上がる。
『明日…明日って伊達さんの……!!』
Aは直ぐにルパンに連絡をする。
説明をしてそれぞれ準備を始めた。
そして2月7日の早朝…
Aは理樹に変装し、ルパンと共に事故現場へ向かっていた。
「どこら辺だ!?」
『確か…』
前世で読んだ原作の記憶を頼りに向かう二人。
すると、二人の横をかなりの速さで走り抜ける車があった。
『あれだ!!あの車だ!!』
「くそっ!急ぐぞ!!」
『お願い…間に合って…!!』
二人は追いかける先に二人組の影が見えた。
『伊達さん…!』
その二人組に先程の車が止まる気配も無く向かう。
『伊達さん!止まって!お願い!伊達さぁぁぁぁぁぁん!!!』
キキィィィィィィ!!!!
ドンッ!!!
その夜、真っ暗な部屋の中で一人の女性が佇む…
目の前には天井から吊るされた紐…
彼女は涙を流しながらその紐で作られた輪に手を伸ばした……
「航さん…今…あなたの側に…」
『こんばんはお姉さん…』
「誰っ!?」
彼女は暗闇から聞こえた声に驚き、声のした方を見た。
コツン…コツン…と靴音をさせて現れたのは白銀の髪をした彼……
「あなた誰なの?」
『僕は理樹』
「りき…?なぜここに…」
『お姉さんを助けに来たんだ。』
「助け…?」
『そうさ…あなたは死んではダメだ。』
「ふふ…止めにきたの…?残念ね…あの人がいない世界なんて…私には死んだも同然なの…」
『…もし…その人が生きてるとしたら…?』
「え?」
『伊達航…彼が生きていたとしたら…?』
「嘘…嘘よ!彼は…彼は死んで…ご両親も…!!」
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九実(プロフ) - 淋さん» 伊達さんにとっては驚きでしょうねw再開した時が楽しみですw!!次ではいよいよ映画ストーリーですよ! (2019年7月14日 0時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
淋 - 遂にきた…異次元の狙撃手!!そして帰国後には……フフフ……楽しみすぎるwwそして萩原、夢主ちゃんに助けてられたな……それに降谷と赤井のことを聞いた伊達さんの反応好きww (2019年7月14日 0時) (レス) id: b523bf60c6 (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - ノンちゃんさん» 続編は下書き中です!!時間になったら解放しますので、その時はよろしくお願いします!! (2019年7月13日 3時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
ノンちゃん(プロフ) - 続編は、下書き中ですか?何時かの更新を楽しみに待ってます。体調には、気をつけて、無理しないで下さいね。 (2019年7月13日 0時) (レス) id: bf7d4277de (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - kzさん» 松田は確信犯、夢主は多分気づいてないでしょうねwそこが松田のむっつりスケベなところですなw (2019年7月11日 22時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九実 | 作成日時:2019年6月2日 18時