賑やかな仲間3 ページ11
オロオロするナタリーに伊達はニヤニヤしながら彼女の耳元に顔を寄せた。
伊「誰だって「好きな奴」の飯が1番なんだよ。」
ナタリーが驚き伊達の顔を見る。
伊「俺がお前の飯が世界一と思うのと同じようにな!」
彼はニカッと笑ってナタリーの頭をポンポンと撫でた。
するとナタリーは頬に手を添え「あらまぁ!」と頬を赤くしながら花が咲いたような笑顔をする。
『ナタリーに謝りなさい!!!』
松「あ〜はいはい、悪かった悪かった!」
萩「ご、ごめんねナタリーさん…俺達別にナタリーさんのご飯を食べたくない訳じゃなくて…」
ナ「ううん、いいのよ!!ふふふっ!いいのよぉ〜〜!」
『?』
悲しむどころか妙に照れたように微笑んで楽しそうなナタリーにAは首を傾げる。
伊「さ!この話は終いにして、Aが持ってきた酒で乾杯しようぜ!」
萩「いいねーー!!」
ナ「さ!Aちゃん、片付けましょ?」
『うん!』
そうして女二人は片付けを、男達は酒の用意を始める。
伊「んじゃあ、Aが遊びに来たのを歓迎して……」
全「「「『かんぱーーーい!!!』」」」
男達は皆ご機嫌に酒を飲み始め、Aとナタリーはお茶で乾杯する。
ナ「あら、このお菓子懐かしい!」
『でしょ?ナタリーさんが好きだったの思い出したの!』
ナ「すごく嬉しいわ!ありがとう!
…ねぇ、ところでAちゃんは、今恋人いるの?」
ナタリーのその質問にさっきまで騒いでいた男二人が、くわっ!!と目を見開いて黙る。
『え?恋人?いないよ?』
松&萩「っ!!」(ガシッ!!!)
その答えに二人はニヤリと笑いながら固い握手を交わす。
ナ「ふーん…じゃあ好きな人は?」
その質問に二人はまたくわっ!!と目を見開いて黙る。
『えー…んーー…』
ナ「じゃあ、今この中で一番好きな人は誰?」
松&萩「………………」
『あ、ナタリーさんだね!』(即答)
松&萩「は〜〜〜………」
伊「まて!ナタリーは俺のだ!俺の…」
『俺の…?』
ナ「…っ」
伊「〜っ!俺の女だからやらん!!」
『ひゅ〜〜〜!!伊達さん漢(オトコ)だねぇ〜〜!!』
ナ「もうっ!Aちゃんったら…!」
松&萩「「お前ら爆破してやろうか?」」
『怖いよ二人とも!!』
恥ずかしそうに笑い、見つめ合う伊達とナタリー。
そんな二人をなんだかんだで優しく笑いながら見る松田と萩原。
絶対に無かったその光景を見ながら、Aは一人記憶を辿った……
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九実(プロフ) - 淋さん» 伊達さんにとっては驚きでしょうねw再開した時が楽しみですw!!次ではいよいよ映画ストーリーですよ! (2019年7月14日 0時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
淋 - 遂にきた…異次元の狙撃手!!そして帰国後には……フフフ……楽しみすぎるwwそして萩原、夢主ちゃんに助けてられたな……それに降谷と赤井のことを聞いた伊達さんの反応好きww (2019年7月14日 0時) (レス) id: b523bf60c6 (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - ノンちゃんさん» 続編は下書き中です!!時間になったら解放しますので、その時はよろしくお願いします!! (2019年7月13日 3時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
ノンちゃん(プロフ) - 続編は、下書き中ですか?何時かの更新を楽しみに待ってます。体調には、気をつけて、無理しないで下さいね。 (2019年7月13日 0時) (レス) id: bf7d4277de (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - kzさん» 松田は確信犯、夢主は多分気づいてないでしょうねwそこが松田のむっつりスケベなところですなw (2019年7月11日 22時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九実 | 作成日時:2019年6月2日 18時