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零story3 ページ33

仕事終わりにご飯を食べに行ったり、自分の家に招いてご飯をご馳走した事もある。
Aは最初は緊張しぱなっしだったが、次第に慣れてきたのか、談笑するくらいまでになった。
彼女の笑顔が自分に向けられている事が嬉しく思えてきて、逆に彼女が他の男と楽しそうにしているのを見るのが苛立ってくるのだ…

自分で隠しているつもりでも、雰囲気で出てしまっているのだろう…


「なぁなぁ、最近の降谷さんってさぁ」

「小桜に熱心だよな…」

「俺この前小桜と遊びに行こうと思って誘ったら…影から聞いてたらしい降谷さんに仕事増やされた…」

「「うわぁ…」」


あからさまな行動に一同顔を顰める。
以来降谷さんの前で小桜を誘うと危険と言われるようになる…


そんな日々を過ごしていたが、降谷は悩んでいた…
彼女は自分の事を尊敬し憧れていると言っていたが、それは何処までなのか…
その気持ちを探りたいが、「降谷」ではなかなかできない。「安室」ならハニトラでも何でもできるのだが…
そこで…………


「風見」

「はい、降谷さん。何でしょうか?」

「これを小桜に渡してくれないか?」

「これは…なんのスイッチですか?」


そこで降谷は適当に説明する…


「小桜が「公安」としてどういった行動するかが見てみたい…」

「(…とか言って本当はあいつの本心を聞きたいんじゃ…)」

「風見?」

「は、はい!分かりました…渡してみます!」


スイッチを自分に使わなかったら「やっぱり偽物」だったで片付く…もし自分に使ったとしたら…
その時は彼女の様子を見てみるまでだ…


そしてそのスイッチは降谷に使われた。
内心ほくそ笑みながら彼は催眠されたフリをしてAの本音を聞き出す。
だが、『褒めて欲しい』だの願いばかりで、確信を突いた行動はされなかった。

やはり俺のことはただの上司としてだろうか…

そんな時、ポアロの方で厄介事が出来た。それは店に来る女の子達に囲まれ言った咄嗟の嘘。
だが、その嘘はもちろん信じて貰えず、女の子達は「彼女を見せてよ!」と強請る。
その時また彼は閃いた…

そうだ…あいつを「安室の彼女」にすれば…!!

安室は女性から見たら魅力的だろう…
「降谷」ではなく、「安室」の恋人になるのは些か腑に落ちないが…仕方ない。
そうして突然行われた計画…Aをポアロに呼んで彼女だと紹介する。
すると予測していたが、店内にいた蘭と園子が絡みだした。
だから直ぐにメールを送り口裏合わせをするようにする。

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ぽむ(プロフ) - すき。語彙力ないんですけど、この作品が好きです。ありがとうございました。 (2022年5月12日 23時) (レス) @page40 id: 10c6d472ea (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - Shamrockさん» お褒めの言葉ありがとうございます!!皆様の応援のお陰でやってこれました!!これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年4月6日 6時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - おったまげさん» ありがとうございます!色々伏線がありましたねw1度読んだ後、もう一度読んだ時に伏線を見れるのが面白いように書きましたw! (2019年4月6日 6時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
Shamrock(プロフ) - 九実さんの作品ほんと好きです。文才だなぁと思いながらいつも見ています。これからも頑張ってください (2019年4月5日 23時) (レス) id: 4a04417653 (このIDを非表示/違反報告)
おったまげ(プロフ) - もう本当に読んでいて素晴らしかったです。催眠のスイッチの部分とか、最後の最後にあぁこういうことだったんだ!って一人で感動してました(笑)これからも連載頑張ってください^ ^ (2019年4月5日 23時) (レス) id: e18c4166e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:九実 | 作成日時:2019年4月5日 11時

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