オールド・パルstory4 ページ24
ここでがっついてしまっては返って怪しまれる…
慎重に冷静に…Aは我慢する事にした…
その日は結構降る雨だった。
雨の日は苦手だった…このどんよりとした空気に胸が締め付けられ、亡き親友を思い出すから…
Aはフラフラと外を出て歩き出す。
着いたのは河川敷…降り止まぬ雨が全身を濡らしていく中、また思い出すのは親友の事…
『明美…私には無理だよ…彼を守るなんて…無理なんだよ…』
思い出すと勝手に涙が溢れてくる…
そんな時近づいて来たのは、思っていて会いたかったけど、今は会いたくなかった彼…沖矢昴だった。
逃げようと思ったが捕まえられ、家に連れ込まれる。
シャワーを浴び、何故か彼の服しかなかったのでそれを着ていく。
そしてその場の雰囲気に流され、二人は体を重ねてしまった……
真夜中にふと目が覚め彼を見る。
ふと目に入った首元の変声期…それを見て確信に変わった…
あぁ…間違いない…彼は赤井秀一だ…
「……あけ……み」
嬉しさが込み上げた瞬間、彼から漏れた言葉に一気に熱が冷めていく…
『赤井さん…貴方は今でも明美の事を…』
明美…貴女が羨ましいわ…死してなお、彼に想われ続けてるなんて…
そして自分に彼女の面影を重ねていた事も分かり、Aはまた静かに涙を流し目を閉じた。
構わない……明美の面影を重ねていても……
貴方が生きていて…私と接してくれるなら…
それから組織の仕事も勢いを増していく。
たまたま誘われたパーティーと仕事が重なった時、面倒だが、上手くいけば怪しまれる事がないかもしれないと思い、ベルモットに協力して貰うことにした。
パーティーの途中でトイレと言って抜け出し、仕事を終えたベルモットと交代する。
そして今度は自分が仕事へ向かう…そうすれば互いに怪しまれる事はない。
そして仕事をしていた時、沖矢昴から呼び出しを受け工藤邸へと向かう。
それは彼からいきなりの絶縁宣言だった。
ここまで来てまた彼と離れるの……？
Aは嫌がり、自分の思いを伝える。
すると彼は観念したように傍にいる事を許してくれた。
だが、人生はそんな優しいものではない…
とうとう組織が追い詰められる事を知ったAはベルモットに話を持ちかける。
『ねぇベルモット…』
「何かしら？」
『…もしかしたら…貴方のシルバーブレットが組織にケリをつけるかもしれないの…』
「…そう…いつかこうなるとは思っていたけどね…」
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色 - 生々しくてでもそこが良くて、、、、この赤井推せる( ･ิω･ิ)✦ (7月19日 22時) (
レス) @page45 id: 9c759aa54d (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - 淋さん» 夢主ちゃんに近づくと完膚なきまでに追い返されるか、犯罪者なら存在を消される勢いで逮捕しますw (2019年6月16日 19時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
淋 - 降谷さんと赤井さんのカーレース絶対スピード違反してるわこれww それに降谷さんの協力者赤井さんの恋人……色々とすごいなぁ…ストーカー被害とかww恋人にww夢主ちゃんに手を出した奴がいたら…うんヤバいね相手が…… (2019年6月16日 16時) (レス) id: b523bf60c6 (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - 淋さん» 今までは降谷零を止めたり守ったりしてましたからね！今度は彼の番です！ゴリラ(降谷)より戦闘力高いですからね…(ガクブル) (2019年4月30日 8時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
淋 - シリアスで死ネタは大好きなので嬉しいですね！あそこで赤井さんを止める降谷さんが良すぎた……彼のこと良く理解してるようで…でも最後のは見つけた瞬間全速力で走ってきますねしかも無言で…怖すぎる…(ｶﾞｸﾌﾞﾙ (2019年4月30日 1時) (レス) id: b523bf60c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九実
| 作成日時：2019年4月28日 18時
